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2018年以降、価格が平気で10万を超えるようなプレミアムスニーカーがバカ売れしています。いまでは高級バッグと同様な金額であれば、バッグよりもスニーカーのほうにお金を掛ける女性も珍しくありません。そんなプレミアムスニーカーをいくつかご紹介します。
10万円以上のスニーカーがバカ売れ!空前のプレミアムスニーカーブーム到来
2018年のファッショントレンドは、男女ともにストリートファッションに人気が集まり、その中でも注目されるのが高額なプライスタグがついたスニーカーです。
しかも、10万円以上のプレミアムスニーカーが飛ぶように売れているのです。
定価で数万円程度なのに、出荷数が極めて少ないため価格が高騰しているものも多数存在し、空前のスニーカーブームが到来しています。
スペインの老舗ブランド・バレンシアガ
バレンシアガはスペインの老舗アパレルブランドで、グッチグループの傘下に入ってからは日本でも正規販売されるようになりました。
ハリウッドセレブ御用達であり、彼らのインスタグラムにはバレンシアガのスニーカーを履いている姿が多くみられます!
最新モデルでは、2018年冬コレクションで発売した「トラックトレーナー」が日本上陸した際に約10万円で販売。若干のビンテージ感あるトラックスタイルであり、厚い靴底が特徴的です。
スニーカー界の帝王ナイキのプレミアムスニーカーに人気集中
スニーカー界の帝王ともいえるナイキからもとてつもない高額なスニーカーがいくつも存在します。
エアジョーダン1やエアフォース1といった往年の人気モデルには、いくつも復刻版や有名ブランドとのコラボモデルがリリースされ、プレミアム感をユーザーを与えてくれます。
2016年6月23日に発売されたエアジョーダン1シリーズの限定モデル「OFF-WHITE × NIKE AIR JORDAN 1 UNC」は、発売時間から即完売し、国内価格22,680円だったにも関わらず、個数があまりにも少なかったため、今では10万円以上する激レアプレミアムスニーカーです。
また、2014年2月にゲリラリリースされた「Air Yeezy 2 Red October」は、わずか10分で完売。
このスニーカーは、カリスマ的な人気のアメリカ人ヒップホッパー・カニエ・ウェスト氏とナイキのコラボレーションで生み出された「Air Yeezyシリーズ」の第7弾であり、Air Yeezyシリーズ全8モデルの中で最も高い人気を誇り、いまでは幻のスニーカーともいわれています。
発売時、245ドルで日本円にすると約26,290円(2019年7月19日時点)でしたが、現在では60万円で取引されるまで高騰しているプレミアムスニーカーです。
物議を醸したグッチの汚れたプレミアムスニーカー
アパレルにおいて、ダメージ加工やヴィンテージ加工された服は多く見受けられますが、独創的なファッションを生み出し続ける高級ブランド「グッチ」からもダメージ加工されたスニーカーが発売されています。
グッチの最新スニーカー「スクーナー」は、70年代のヴィンテージ・スポーツウェアに着想して生み出されたモデルで、あえて汚した加工を施されています。
グッチだけあって価格もそれなりに高額で、上画像の「スクリーナーGGキャンバス&レザースニーカー」で113,400円。グッチがスクリーナーを発売したことに、海外ネットで批判的な声も多く、SNSではたびたび炎上する事態に。
グッチが汚れたスニーカーを発売してことに違和感をもつグッチユーザーは少なくないようで、新品のスクリーナーをあえてクリーニングして汚れを落とす方法まで紹介されるほど。
しかし、グッチが売り出す最新トレンドでそれだけ注目が集めているスニーカーであるため、ハイブランドのスニーカーをあえて汚した加工が流行りそうですね。
今後も天井知らずで希少スニーカーの価格が高騰するのか?
毎年のように数量が限定されたプレミアムスニーカーが販売される限り、今後もプレミアムスニーカーの価格は天井知らずで上がっていくでしょう。
足元のファッションにおいて、スニーカーはどの年齢層でもしっくりと履くことができ、熱狂的な根強いファンは今後もずっと一定数は存在するはずであって、いつの時代も高額で取引されるプレミアムスニーカーは存在します。
現在のプレミアムスニーカーのブームが去ったとしても、またブームが再来すれば、今持っているスニーカーがとんでもない価格に変貌するかもしれません。