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MVアグスタといえば”走る宝石”とも称される、速さと美しさを併せ持つ、モーターサイクル界におけるフェラーリ的な存在なわけです。カラーリングとレースにおける戦績もまた、良く似たものであります。
こんな風に美しいMVアグスタの各モデル…… それはそれはオーナーさんもノーマル状態を維持して乗られ続けることでしょう…… というのは、素人の考えなのでしょうか。
今回、そんな常識を覆す、ダークサイドに堕ちてしまったMVアグスタのカスタムをご紹介してみます。
台湾人ビルダーによる入魂のカスタム!
それがコチラ!台湾のカスタムビルダー”ONEHANDMADE”がMVアグスタ「ブルターレ」、正確には2013年式の「ブルターレ675」をベースに制作した1台です。
ライトがアイアンマンの胸のリアクターみたいでイケてますね……!
ベースモデルのブルターレはストリートで映えるネイキッドモデルなわけですが、ご覧のようにロケットカウル+シングルシートが装着され、レトロなカフェレーサースタイルに仕上げられています。
前から見ても、後ろから見ても、見事なカフェレーサーでございます。それもそのはず……
驚いたことに、本車両はロケットカウルのみならず、前後フェンダーからガソリンタンクに至るまで、全てがアルミニウム製で一つ一つ手作りされたのだそうです。
カフェレーサーというからには、クリップオンハンドルは欠かせません。かなり低めにセットされていますが、ロケットカウルとの相性もバッチリでございます。
ちなみにエンジンや車体機能パーツについては、MVアグスタへのリスペクト=充分に高性能であるため、基本的にはノーマルのまま。
唯一、3-1の排気系のみオリジナルで作成されています。
ブラック&シルバーがドハマりしている!
ということで今回は、台湾人ビルダーが制作した「ブルターレ」ベースのカフェレーサーをご紹介してみました。
外装とカラーリングの変更により、走る宝石がレトロなカフェレーサーに変身しておりました。パッと見では「んっ」となりましたが、落ち着いてみると案外悪くない、いや、むしろ好きかも…… と思った筆者です。