この記事の目次
北海道には本州では考えられないような、スケールの大きな道が数多く存在しています。地平線まで続く直線道路や、360度全て絶景のワインディングロードなど、ライダーなら絶対に走りたい!と思える道の宝庫です。
しかも、それらの道が全て「無料」で走れることも北海道の素晴らしい特徴で、本州のように「絶景の道=有料道路」という法則は当てはまりません。
そんな「走らない理由がない」北海道のおすすめルートを5カ所紹介していきます。
地平線を目指せ!「道道106号線 オロロンライン」
数ある北海道の名道の中でも、最大のハイライトと言い切れる、地平線が見える絶景の直線道路が「オロロンライン」です。日本海沿いある町「天塩」から、最北端の町「稚内」までひたすら約70km続く「道道106号線」がオロロンラインで、日本離れした圧倒的なスケール感を持つ道です。
周囲に人工物は一切なく、ガードレールも電柱もない、ただひたすら地平線まで伸びる一本の道は、まさにライダーが求めている道です!ココですれ違うライダーの笑顔とピースサインを見れば、それは一目瞭然です。
迫ってくる羅臼岳の迫力!「国道334号線 知床横断道路」
北海道の東に位置する、世界自然遺産「知床」を横断する絶景ワインディングロードが「知床横断道路」です。国道334号線の「知床峠」を境に、西側は中高速コーナーが連続する高速ワインディングロード、東側はタイトなコーナーが連続するテクニカルなワインディングロードになっています。
どちらからワインディングを駆け上がってきても、日本百名山の「羅臼岳」がライダーの目の前にグングン迫ってくる迫力が味わえます。また、道の周辺は観光スポットや温泉の宝庫で、走りと合わせて充実したツーリングを楽しむことが出来ます。
眼下に広がる屈斜路湖の絶景!「国道234号線 美幌峠」
日本最大のカルデラ湖の「屈斜路湖」を眼下に捉えながら、愛車との走りを存分に楽しめるワインディングロードが「美幌峠」です。直線王国の北海道としては貴重な「ヘアピンカーブ」を味わえる道で、峠にある「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」付近が最大のハイライトです。
晴れていると屈斜路湖の雄大な景色が広がり、走りも景色も両方一気に楽しむことが出来る、ライダーにとって最高に贅沢な道です。
北海道の最高所を抜ける!「国道273号線 三国峠」
大雪山を貫く、標高1,139メートルの道内最高所「三国峠」を抜けるロングワインディングロードです。眼下に広大な樹海が広がる、圧巻の景色の中を走り抜ける道で、マスツーリングの場合は順番に橋の上を走る姿を写真に収めるのが定番です。
三国峠がある「国道273号線」には見所が満載で、北海道を代表する温泉地の「ぬかびら温泉郷」や、大雪山が作り出した雄大な渓谷「層雲峡」などがあるので、走りと合わせてこれらも堪能しましょう!
これぞ北海道の景色!「道道806号線 ナイタイ高原牧場」
東京ドーム358個分という異次元の広さを持つ、日本最大の公共牧場「ナイタイ高原牧場」を抜ける絶景ワインディングロードです。これぞ北海道の景色!と叫びたくなる牧歌的風景の中を、愛車と心地良く走り抜けていく爽快な道です。
最高の走りを楽しんだ道の終点にあるレストハウス「ナイタイテラス」では、名物のソフトクリームや美味しいピザやハンバーガーなどの軽食を味わうことが出来ます。
今回のまとめ
北海道の道は、一度走ると忘れられない道ばかりです!
その分、北海道クオリティの道に慣れ過ぎると、近所の道を走れなくなってしまうかもしれませんので、くれぐれもご注意を!