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イタリアのバイクメーカー「MOTO GUZZI(モトグッチ)」のフラッグシップモデルで、迫力のボディに1,399ccの巨大な空冷Vツインエンジンを搭載した「カリフォルニア1400カスタム」。まさに、巨艦ともいうべきクルーザーモデルが、なんとカフェレーサーに変身!
アメリカやイタリアに拠点を持つVinier Custom Motorcyclesが手掛けたカスタムバイクは、カリフォルニアが本来持つスタイリッシュなテイストを残しつつ、全く新しいバイクに生まれ変わらせてしまった逸品だ。
フレームからタンク、シートまでハンドメイド
ベースは、2013年モデル。
まず、手掛けたのはフレームワークで、新しくデザインしたボディラインに合わせて、スチール製フレームを一から製作。加えて、タンクやサイドカバー、シートに至るまで、すべてオリジナルで作り替えている。
アルミ製ビレットグリップが付いたセパレート式ハンドルは、イタリアのパーツメーカーTarozzi Paolo & Franco製。トップブリッジ下にセットすることで、レーシーさを演出する。
ノーマルより小振りにしたワンオフのヘッドライトなどと相まって、フロントビューをシンプルでスタイリッシュなカフェレーサー的フォルムに生まれ変わらせている。
リヤビューも、シンプルな印象だ。
ツインテールのマフラーも、Vinier Custom Motorcyclesのオリジナル。シートもフラットタイプに変更し、LEDタイプの小型テールランプをシート下にマウントする。
また、リヤウインカーをシートレールに直付けし車体側にできるだけ近づけるなどで、全体的にすっきりとまとまった雰囲気を演出。と、共に200/60−16というファットなリヤタイヤが、より迫力を増す視覚効果も生んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=pHmyWtpUYA0
「カリフォルニア1400」を見事「巨大カフェスタイル」に変身させた手腕はお見事。
コンプリート車の価格は4万4,500ドル(約532万円)からだ。