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数ある日本のワインディングロードの中でも、常にバイカーに絶大な人気を誇っている場所が「ビーナスライン」です。週末には日本各地のナンバープレートを付けたバイクが走り抜け、活発に「ヤエー」が交わされています!
SNSで写真を上げればたくさんの「いいね!」がつくこと間違いなし。ビーナスラインはどうしてこんなに魅力的なんでしょう?
絶景ワインディングロード「ビーナスライン」
長野県の茅野市と美ヶ原高原を結ぶ観光道路の総称が、ビーナスラインです。バイカーにとっては県道40号線、194号線、460号線の区間がハイライトになっています。特に車山高原から霧ヶ峰にかけての区間は、日本アルプスの山々が連なる景色が広がる「絶景パラダイス」で、心地の良い中高速カーブが続きます!そして、クライマックスは標高2,000メートルオーバーの「美ヶ原高原」へと一気に駆け上がり、これまた絶景が出迎えてくれます。
バイカーは漏れなく「絶景ワインディングロード」というフレーズが好きですが、ビーナスラインはそれを具現化しているといっても過言ではありません。
とにかく走りが楽しめる道
絶景であることは大前提として、ビーナスラインはとにかく”走り”を楽しめる道です!前半は気持ちの良い中高速コーナー、中盤はややテクニカルな中低速コーナー、そして後半は一気に標高を上げるヘアピンカーブの連続と、ありとあらゆるコーナーを楽しむことができます。
あまりの楽しさに、何往復もしてるバイカーをよく見かけるほどです。
絶景スポットの宝庫
ビーナスラインは思わずバイクを止めて写真を撮りたくなる、絶景スポットの宝庫でもあります!このまま走り続けたいけど、この景色をカメラに収めたい、でも止まりたくない……そんな贅沢なジレンマと常に戦うことになるほどです。
リゾートならではの風景が広がる「白樺湖」
ビーナスラインの入り口にある「白樺湖」は、長野県有数のリゾート地です。避暑地らしく、湖畔から広がる涼やかな景色だけでなく、異国情緒あふれるペンションやカフェが立ち並んでいて、どこで写真を撮っても絵になります!
山中の癒やし空間「八島ヶ原湿原」
ビーナスラインの中間地点にある「八島ヶ原湿原」は、標高1600mを超える高層に位置する湿原です。眼前に広がる山々のパノラマや、四季折々の色合いを見せる花々はまさに癒やしの一言。遊歩道を歩いてグルっと一周できるので、たまにはバイクを降りて自然の絶景をカメラに収めてみましょう。
アルプスの展望台「美ヶ原高原」
標高2,000mを超える、ビーナスラインのゴールにして最高地点の「美ヶ原高原」も絶対訪れたいスポットです。北アルプスはもちろん浅間山、南アルプス連峰、富士山も見渡せる360度の大パノラマが広がっており、どこを切り取っても絵になる場所ばかりです。
また、山頂にほど近い駐車場も要チェック。ここから1kmも丘を登れば、まるで雲が海のように広がっている幻想的な景色「雲海」に出会えます。三菱自動車が提供する雲海ナビを使えば出現率がわかるので、事前に調べておくとガッカリしなくてすむかも。
休憩は霧ヶ峰ビーナスでソフトクリームタイム
バイカー定番の休憩スポットは霧ヶ峰にあります。それが広い駐車場とガソリンスタンドを備えたドラインブイン「霧ヶ峰ビーナス」。ここに来たら名物のソフトクリームを味わいましょう。おすすめは濃厚なバニラとかりんの「ミックスソフトクリーム」です!
走れば分かる女神の素晴らしさ
最初から最後までひたすらに絶景、迫りくる数々の走り応え抜群のコーナー、立ち寄りスポットの豊富さ。そして何よりバイカーの多さにテンションが上がります。ビーナスラインは文字通り、バイカーにとって女神のように魅力満載の場所なんです!