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アルファロメオの史上最高傑作、新たなオーナーを待ちわびる

皆さまはアルファロメオはお好きでしょうか。麗しいレッドカラーに包まれた個性的ながらも美しいボディライン、スポーティな排気音をあげながら走るノーズに煌めくのはミラノの紋章。外観の高級感は文句なしなのに、価格は手の届く範囲にあるという何とも絶妙なメーカーです。

今回紹介するのはそんなアルファロメオが輩出してきた車の中でも、群を抜いて美しい……史上最高傑作と言っても過言ではない「ディスコ・ヴォランテ・スパイダー」をご紹介いたします。この車、実は今売りに出てるんですよ。

 

2017 Alfa Romeo DISCO VOLANTE SPYDER by Touring

ヨーロッパの石畳に囲まれた中、口紅のように輝く赤い流星。セクシーな丸みを帯びたボディラインの陰と、地面にできた影は溶け合い、まるで地面から浮かび上がったようなこの車は、まさに「Disco Volante(宙に浮く円盤)」です。

 

まるで女性の背中のように艶めかしいリアデザイン、そしてそれを飾る二灯の円形LEDはカーデザインに造詣の深い知識人をも唸らせます。まさに走る芸術品、イタリアンデザインの真骨頂とも言えるでしょう。

 

美麗な外装、リッチな内装

まるで60年代にタイムスリップをしたかのような、曲線の多いボディワーク。ツヤと粒感を兼ね備えた塗装がその凹凸をより如実に表現し、そこに刺すように走るエアロパーツがこの車の闘争心を伝えてきます。

 

キュッと引き締まったリアは有機的な流体デザインの意匠と、無機物である金属パーツが絶妙なバランスで溶け合い、いくらでも眺めていられるような美術性を感じます。

 

広背筋ように盛り上がった双丘の間には、シルバーの橋が架かっています。まさかここにテールライトをあてるなんて天才的な発想ですね。

 

シックな黒で統一された内装は、ドレスのような外観とは打って変わって非常にスポーティです。アルカンターラと本革の組み合わせで最高級の手触りと質感を実現しつつも、人間工学に基づいたようなシートデザインはこの車が21世紀のものだと如実に語っています。

 

センターコンソールは走行中でも直感的に操作しやすいように、あえてボタン式とダイヤル式を組み合わせたクラシックなデザインになっています。高級感よりも実用感が勝っていますね。

 

開発コンセプト

あまりにも麗しすぎるこのディスコ・ヴォランテ・スパイダーは、2012年のジュネーヴモーターショー14にて発表されたルーフありの「ディスコ・ヴォランテ」をオープントップにしたもので、2016年のジュネーヴモーターショー16にてプレミア公開されました。

 

創業90周年を祝い、7台限定で生産・販売されました。今回ご紹介している車両は7台中の7台目、1台目と同様、プレミア価格になりやすいナンバーです。ルーフありのクーペは8台製造されたので、ディスコ・ヴォランテと括れば合計15台限定生産ということになりますね。

 

エンジンは2016年型の8Cコンペティツィオーネと同じく、4.7LのV8エンジンです。450馬力を誇り、6速パドルシフトという遊び心のある仕様です。

 

フェラーリ166やランボルギーニ350GT、マセラティ3500GTなど、イタリア車のデザイン基盤となるモデルを手掛けてきたトゥーリング社と共同でデザイン設計し、無難で一般的なデザインをした大量生産の車に飽き飽きな消費者の胸をくすぐるようにデザインされています。

 

1952年にイタリアのコーチビルダーであるカロッツェリア・トゥーリング氏によってデザインされたアルファロメオ1900 C52ディスコ・ヴォランテにちなんで名付けられました。

 

走行距離3,500kmの美品

イタリア車デザインの始祖ともいえるトゥーリングと、創業110年を超えるアルファロメオがともに生み出した史上最高傑作。製造ナンバー07のこの車両は、現在ドイツ・フランスに拠点を置くクラシックカー調達・販売業者のAuxietre & Schmidtによって、マセラティの正規ディーラーを通して取り扱われています。

走行距離はたったの3,500㎞で、過去の所有者はたったのひとり。飾ってよし、走ってよしのまさにベストコンディションな個体です。価格や詳しい入手方法は、下記のページより直接お問い合わせください。

Auxietre & Schmidt

詳細ページ

写真:Stephan Bauer

ZANGE

海外で起きている様々な乗り物系ニュースを、日本の方にわかりやすく噛み砕いてお届けします。 好きな映画は「ダンケルク」「フューリー」「007シリーズ(ダニエル・クレイグ以降)」です。