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【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

北米で今もなおラインアップに並ぶヤマハの銘車4選(TW200・ビラーゴ・セロー・BW’S)を先日ご紹介しましたが、今回はそのホンダ版です。

なんと、USホンダでは現在でも「ズーマー」「シャドウ」「VTX」が販売されていたので、歴史を振り返りながら2023年モデルをご紹介いたします!

【復活希望】2023年も引き続き「TW200・ビラーゴ・セロー・BW’S」は北米で販売中!

 

2023年モデル「RUCKUS」

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

「RUCKUS(ラッカス)」と名付けられたこちらの車両は、2001〜2017年まで日本で発売されていた原付スクーター「ZOOMER(ズーマー)」の北米版です。残念ながら日本では排ガス規制などに伴い生産が終了してしまいましたが、発売された当時は若者を中心に爆発的人を集めた人気モデルで、先日中国で電動バイク版が発表されるほど今でも世界中から愛されています。

【30歳over大歓喜!】ホンダ「ズーマー」が電動バイクとして奇跡の復活!?

 

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

カラーは3種類用意されており、遊び心溢れるミックスカラーが特徴的な「ホワイト/メタリックブルー」、「ミッドナイトブルー/タン」の他に、シックで落ち着きのある「グレー」があります。

 

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

ネイキッドタイプのスクーターでありながらも、シート下には最大の特徴である”プレイポケット”を備えているので、さまざまな荷物を格納することができます。むきだしのパイプフレームデザインも実に魅力的ですね!

 

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」を採用することで燃費効率に優れた49ccの水冷エンジンを搭載し、燃費の良さはもちろん、スムーズな発進や加速が楽しめます。また、サイレンサー内部にはキャタライザー(排気ガスの浄化装置)を採用しているので、有害な排出ガスを抑えてクリーン性能を高めてくれます。

北米であれば約37万円ほどで購入することができるので、新車でズーマー(RUCKUS)を購入したい人は少々高くなってしまいますが、輸入代行サービスなどを利用してみてはいかがでしょうか。

 

「RUCKUS」のスペック

エンジン型式 水冷4ストロークOHC単気筒 2バルブ
排気量 49cc
車両重量 88kg
全長×全幅×全高(mm) 1,859×734×1,026
最低地上高(mm) 145
シート高(mm) 734
変速機 Vベルト 自動変速
燃料タンク容量 4.9L
タイヤサイズ 前:120/90-10、後:130/90-10
カラー ホワイト/メタリックブルー、グレー、ミッドナイトブルー/タン
価格(税込) 2,899ドル(日本円:約37万1,300円)

 

2023年モデル「SHADOW AERO」

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

SHADOW AERO(シャドウ・エアロ)は、もともと北米向けに製造されていたホンダのクルーザーモデルで、1982年に発売された「NV750カスタム」が初代モデルにあたります。実際にシャドウの名が付いたモデルは1997年に初登場し、400ccと750ccの2モデルが用意されていました。その後、モデルチェンジを繰り返し2016年をもって日本国内での販売が終了になりました。

 

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

ゆったりとしたポジションのハンドルバーや、ライダーをしっかりと受けとめてくれる肉厚の鞍型シートによってロングツーリングも快適そのもの。

 

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

Vツインエンジン特有の味わい深いサウンドにこだわったデュアルマフラーは、特に高速走行時に最も心地良いエキゾーストノートを奏でます。また、電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」が採用されているので、さまざまな状況でもパフォーマンスを発揮します。

ブラックアウトされたエンジンとクロームパーツのコントラストが高級感を与え、クラシカルな前後フェンダーと見事に調和しています。現在のラインアップに並ぶクルーザーモデル「レブル」とは、一線を画した”往年のアメリカンタイプ”と呼ぶべきクルーザーモデルです。

 

「SHADOW AERO」のスペック

エンジン型式 4ストローク水冷SOHC V型2気筒(52°) 3バルブ
排気量 745cc
車両重量 254kg
全長×全幅×全高(mm) 2,459×919×1,125
最低地上高(mm) 129
シート高(mm) 658
変速機 リターン式5速
燃料タンク容量 14L
タイヤサイズ 前:120/90-17、後:160/80-15
カラー ウルトラブルーメタリック
価格(税込) 7799ドル(日本円:約99万8,840円)

 

2023年モデル「FURY」のスペック

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

まるでカスタムバイクショーのために作られたと言わんばかりに手が加えられたファクトリーカスタム仕様の「FURY(フューリー)」は、2000年代頃に大流行したニュースクールチョッパースタイルを落とし込んだ市販モデルです。ハーレーで言うところのCVOモデルですね!

日本では「VT1300CX」の名で2009年に登場し、チョッパーライクなビジュアルから注目を集めましたが約6年という短命で終わってしまいました。日本ではあまり良い結果を残すことはできませんでしたが、本国アメリカでは今もなお人気のモデルです。

 

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

1,312ccの力強い水冷エンジンは低回転域では沸き上がるような鼓動感を生み、高回転域では粘り強いトルクを発揮します。なにより、デュアルマフラーから奏でられるダイナミックなエキゾーストノートは、走るたびにライダーの心を震わせることでしょう。

 

【米国ではまだ売ってる!?】30代以降には懐かしい「ZOOMER・シャドウ・VTX」は北米で現在も販売中!

当時では世界初となるホンダのフローティング・ファイナルギアをはじめ、駆動システムはシャフトドライブを採用。スイングアームも剛性を最適化することで操縦安定性が増しています。

また、コンビブレーキシステムにABSを組み合わせた”コンバインドABS”がコントロール性と制動性能の維持をサポートし、ゆとりのあるクルージングが楽しめます。

当時のメディアでは、度々ハーレーと比較されていた大注目の車両だったので、是非とラインアップに復活してほしいものですね!

 

「FURY」のスペック

エンジン型式 4ストローク水冷SOHC V型2気筒(52°) 3バルブ
排気量 1,312cc
車両重量 302kg
全長×全幅×全高(mm) 2,555×899×1,151
最低地上高(mm) 124
シート高(mm) 683
変速機 リターン式5速
燃料タンク容量 13L
タイヤサイズ 前:90/90-21、後:200/80-18
カラー パールイエロー
価格(税込) 11,499ドル(日本円:約147万2,400円)

 

廃ガス規制によって日本では生産終了となってしまったホンダの銘車が現在でも海外では販売され、愛され続けているのはなんとも感慨深いものですね。

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