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バイクに乗る事に慣れてきたビギナーの方に挑戦していただきたいのは、何と言っても高速道路です!
どこまでも続く道を高速で駆け抜けるあの爽快感は、一般道では味わえない高揚感です。
そこで今回は、まだ高速道路を走行したことがない方のために、高速道路走行の条件から、ETC装着のススメまでをご紹介いたします。
バイクで高速道路を走る条件
まずはバイクで高速道路に乗る為の条件の確認です。
排気量125ccを超えるバイク
125ccを超える排気量であることが絶対条件ですが、ここで注意点。
125ccバイク(原付2種)は厳密には51~125ccですので、高速道路の走行に際しては違反という事になります。
(ようするにピンクナンバー、黄色ナンバーであれば違反という事です。)
また、高速道路で二人乗りをするには二十歳以上、免許取得後三年という条件があります。
この条件をクリアしているのであれば、レッツライドオンハイウェイ!
ETC装着のススメ
おっと、ちょっと待ってください! ETCは装着してますか? クルマもそうですが、バイクにとってもETCってもの凄くありがたいのです。
逆に、装着していないと、下記のようなデメリットがあるのです!
実際に高速道路を利用するシーンをイメージしてください。ETCがない状態で乗ったら……、
- ゲートで一旦停止しなければならないのでタイムロス(慌ててしまう)
- 料金所でグローブ外す手間(グローブを落とすリスク)
- 料金所で財布出す手間(お金を出しやすいところにしまっておかなければいけない=お金やチケットを紛失するリスク)
このような”リスクと手間”=デメリットがあります。さらに、
- MT車の場合、ストップ&ゴーによるエンストのリスク
- 再加速して合流しなければならず接触事故のリスク
これらのリスクも高まります。料金所でのリスクは山積していますね。
しかし、これらのリスクが、ETCを導入するだけで全て解決出来ちゃうのです!
- バイクを停止させる必要なし
- グローブ外す必要なし
- 財布取り出す必要なし
- チケットやお金の紛失リスク激減
- 発進のもたつきなし
- 再加速もスムーズ
はい、全て解決です!
ETC導入の費用
では次に、費用について見てみましょう。
筆者が今回ETCを取り付けたので、実際に金額を確認しながら説明します。
まず初期投資費用ですが、私が購入したのは日本無線の「二輪車用ETC車載器 アンテナ分離型 JRM-11」です。
本体価格2万5,704円、加えて工賃が1万円。費用合計は3万5,704円です。
クルマに乗っている方であれば既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、バイクのETCって高いのです。クルマの場合工賃込みで1万円で出来るケースもあります。
なぜ高いかというと、クルマと違って振動に強くするためバイク用として車載器をチューンしているのです。防水、防塵にも対応する必要があるのも理由の一つ。
しかし費用がかさむのは導入時だけで、高速に乗る事が多くなればなるほどお得なのです。減価償却的な考えで初期投資だと思ってください。むしろ、ETC割引をバンバン使ってもとを取りたいところです。
ETC付けたら時のメリットばかりをご紹介してきましたが、もちろん注意点もあります。
それはETCのゲートが開かないエラーです。たまに有料道路で見かけますよね。こればっかりは避けて通れません。
ですので、不安な方は財布(または相当分の料金)をいつでも出せるように準備をして高速道路に乗るようにすると、心に余裕が持てるでしょう。
バイクは趣味嗜好性が高く、利便性においてもクルマには勝てません。だからこそ少しでも便利で快適に走りたいですよね。
バイク所有していてETCをまだ取り付けていない方であれば、是非導入を検討してみてください!
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