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クルマを運転する人にとって、バイクはどんな存在なのでしょう。
バイクが好きな人にとっては、好意的に映るかもしれません。
でもそうでなければ、危険な乗り物として嫌厭する方もいるのではないでしょうか。
以前クルマを運転している時に、側道を通り過ぎていったバイクが事故をおこすのを目撃したことがあります。
スピードを出し過ぎてクルマと接触しやすい場所を走行すると、いつか事故を起こします。
バイクはクルマと違って小回りがきくので、渋滞などの時にはすり抜けしたくなりますが、転倒すると頭部や胸部などを強打し場合によっては命にかかわるのです。
そこで今回は、クルマとバイクが安全に道路を走行できるよう、クルマから見たバイクの困った事例について考えてみたいと思います。
ウインカーを出さない
ウインカーを出さないで走行するのは、バイクだけではありません。
クルマのドライバーにも、少なからずウインカーを出さないで運転する方がいるのも事実。
もちろん忘れていた場合や、あわてて方向転換をしたい時もあるでしょう。
でも、周囲のドライバーやバイカーが危険にさらされることを認識する必要があるのです。
ローカルな道では、そもそも車線の変更ができない1車線のことが多いのですが、都会になると2車線から3車線は当たり前。
それだけ交通量も多くなりますね。
そのためウインカーを出さないで走行すると、事故が起きやすくなるのです。
安全に走行するためにも、ウインカーをしっかり出して周囲に意思表示をしましょう。
2車線またぐ集団走行
2車線をまたぐ走行でしかも集団となると、バイク乗りのマナーが問われるところ。
道路は個人的な専用道路ではないので、一定のルールは守る必要があります。
1980年代であれば、走行中にバイク仲間と連絡を取り合うことはできませんでしたが、いまはバイク用のインカムがある時代。
連絡手段やもしもの時の集合場所を決めておくと、集団で走行しなくてもよいかもしれません。
集団でツーリングに行くのは、バイク仲間との交流もでき非常に楽しい!のですが、クルマを運転する方への配慮や道路交通法はしっかり守りましょう。
それ以外に2車線をまたぐ走行を見かけるとしたら、居眠り運転です。
クルマ通りが少なく比較的単調な道の場合には、ついウトウトしてしまうのでしょう。
バイクで居眠り運転をしたら、転倒するしかありません。
これは、大きな事故につながります。
バイクだけでなくクルマを運転をする場合には、一定の時間や距離を超えたらしっかり休憩をすることが大切です。
特に単独での運転では無理をすることもあるので、少しでも疲労を感じたら限界を超える前に道の駅やパーキングで休みましょう。
トイレ休憩やコーヒーなどを飲んで、気分転換も必要です。
暴走行為による車線の占領でない2車線走行なら、休憩するのがいちばんの解決策。
しっかり休憩をしてから、新たに出発をしてみてはいかがでしょうか。
眠くなった時の対策として、口のなかで噛む動作が眠気を予防する効果があるようです。
例えば、するめやお煎餅などの固いものを食べるなど…そのため、ガムを噛むのは眠気防止になりますよ。
安全運転のためにぜひ、試してみて下さいね。
すり抜け
ツーリングの帰り道、特に急いでいるわけではないのですが、ずっと渋滞にハマるのも正直ツライのがバイク。
夏は暑く、冬は寒い。
そしてATタイプのバイクなら良いのですが、MTタイプのバイクはクラッチ操作がありいつしか手が痛くなるのです。
そのため場合によって、すり抜けをすることがあります。
すり抜け行為を車線変更として考えるならば、禁止行為ではない場合もありますが、クルマと接触する可能性が高い行為です。
クルマのドライバーにとっても、渋滞中にバイクが後ろから走行してこないかよく確認しないと接触事故の原因となります。
そのため車線変更をする場合には、後ろからバイクがスピードを出して通りすぎることを考えて、慎重に車線を変更しているのではないでしょうか。
こんな時にマナーの悪いバイクがいると、必然的にバイク乗りを好ましく思わないドライバーが増えていくのでしょう。
最近では、渋滞中にバイクがすり抜けをする際、ハザードを出しながら走行しているバイクを見かけます。
少しはクルマに横を通りますよ。とアピールができるのではないでしょうか。
渋滞している中での事故は、お互いに避けたいものですね。
高速道路の側道を走ることは禁止となっていますので、くれぐれもご注意ください。
爆音
完全にノーマルでバイクライフを楽しむという方法もありますが、やっぱりカスタムしたいものです。
そして、最初にカスタムしたくなる確率が高いのが、マフラーではないでしょうか。
細かいパーツやアクセサリーを変えるのも楽しいですね。
でも排気音を楽しむために必要以上に空ふかしをすると、よい音は聞かれますが…
バイク乗りの印象がもっと悪くなる気がします。
それは絶対避けたい。
確かに危ないこともありますが、楽しく健全にバイクライフを送っている人もいるのです。
目標は、あと何十年もバイクに乗ること。
そのために、クルマや周りとの環境を譲歩して、楽しいバイクライフを考えていくことが必要不可欠。
しっかりマナーを守って、これからも走り続けたいものです。
車の運転手とライダーのにらみ合い…できるだけ避けたいですよね。今回ご紹介したことのほかに、皆さんが体験した「こんなバイカーは嫌だ!」などがあればぜひコメントで教えてください!