この記事の目次
トライアンフ本社がティザー動画を公開して、10月3日にニューモデル「Bonneville Speedmaster」をリリースすると予告した、という記事を掲載しました。
https://forride.jp/motorcycle/triumph-bonneville-speedmaster
その過去記事では、動画内でチラ見せされた各パーツから、ニューモデルが1,200ccの高トルク型8バルブパラレルツインエンジン搭載のT120系をベースにしたクルーザーであると予想していましたが……
「Speedmaster」はゆったりとしたライディングを楽しむモデル!
発表されたのがコチラ!確かにクルーザー・スタイルでした!
想像していた通りT120系の1,200ccエンジンを搭載。フォワードコントロールを装備しているのも、間違いありませんでした。
「Bonneville」のDNAを体現した色褪せないスタイルに「Bobber」らしいこだわりと存在感をブレンド、抜群の快適性と制御性で走りの質を高め、最新技術も搭載して登場したのが「Speedmaster」。悠々とクルージングするその姿は、モダンクラシックモデルに高いツーリング性能を求めるライダーに最適です。
ストレートなラインと美しい曲線でクラシカルな雰囲気を醸し出し、深みのあるエキゾーストノートを響かせ、誰もが満足するワンランク上の乗り味を実現する、トライアンフきってのカスタムモデル。もちろん、さらなるカスタマイズも自由自在です。
「Speedmaster」のディテール
定評ある高トルク型エンジンに「Bobber」向けチューンを採用。最高出力は77PS@6,100rpm、最大トルクは106Nm@4,000rpmです。
クラシカルデザインのヘッドライトナセルを採用。往年の名車「Bonneville」を彷彿とさせる優美な形状でございます。
本モデルで秀逸なのは、このリアサス。シート下に隠すように搭載されたリンク付きモノショックです。
ゆったりとしたクルーザーに最適なシンプルなエクステリアを確保するために「Bobber」の車体構成を流用しているわけです。
また、フロントフォークはハイスペック化されています。カートリッジ式41mm正立フォークのトラベル量は90mmを確保。スムーズで快適な走りを提供します。
ケージ型スイングアームの採用によりハードテイルのようなシンプルなエクステリアとしているのも「Bobber」同様です。
伝統的なブリティッシュ・スタイルを踏襲して、右側サイドパネル前方にイグニッションバレルを配置。小技を効かせています!
そして極め付けは、クルーザーに必須のフォワードコントロールの装備。幅広のハンドルバーと相まって、ゆったりとしたライディングを実現するわけです。
この魅力的なニューモデル「Speedmaster」、既に日本版ウェブサイトにも掲載されており、発売は2018年初春を予定しており、発売価格は未定とのことです。
ブリティッシュ・クルーザーのニューモデル、グっと来てしまいました!欲しい方は来春までにお金を貯めましょう!
「Speedmaster」のスペック
- 全長×全幅×全高:-×770(ハンドルを含む)×1,040(ミラーを含まない)mm
- 軸距:1,510mm
- シート高:705mm
- 車両重量:245.5kg
- エンジン:水冷並列2気筒 / SOHC8バルブ270°クランク
- 総排気量:1,200cc
- ボア×ストローク:97.6×80.0mm
- 圧縮比:10.0
- 最高出力:77PS(57kW)@6,100rpm
- 最大トルク:106Nm@4,000rpm