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キャンプやグランピングが人気レジャーになりつつあります。
バイク乗りもキャンプツーリングをできないことはないですが、やはり問題になるのがバイクの積載量や荷物を乗せる上限が少ないことがネックでしょう。
今回の記事ではキャンプツーリングをしたいバイクライダーのための積載量を増やせるバイクを中心にご紹介していきます。
https://forride.jp/motorcycle/honduros
べ、別に先日の記事に便乗しているつもりではないですよ……?
モジュラーをたくさんつけられるバイク3選
キャンプツーリングだけでなく、バイクは普段の移動手段としても使えますから買い物などで荷物が多くなることもあるでしょう。
バイクは四輪車と比べると荷物を乗せるスペースがほぼ皆無なので、普段から荷物を多く持ち歩く人にとっては大きな問題点にもなるでしょう。
ここではノーマルバイクからちょっとしたモジュラーが装着しやすい=積載量を増やしやすいバイクをいくつかピックアップしてご紹介していきます。
スーパーカブ110
スーパーカブとはホンダが手がける原付二種で、ノーマルな状態ではコンパクトなサイズ感ですがモジュラーを装備させることでたくさんの荷物を運べられるようになります。
スーパーカブだけでなく、カブシリーズは現代まで長きにわたって展開している超ロングセラーバイクでカブに使える用品がたくさんあるのです。
たとえばスーパーカブにはリアキャリアが標準で備え付けられていますが、JMSが手がけるエキスプレスDボックスを使えば78リットルの荷物を収容でき積載量のアップが簡単にできます。
また、カブにはサイドバッグを装着させられるモジュラーも多く販売されていますから、さらにプラスして積載量を増やせられたくさんの荷物を持ち運べられるようになるでしょう。
SR400
SR400はヤマハが手がけるネイキッドタイプのバイクです。
SR400のようなネイキッドタイプのいいところはシートが後ろまでしっかりと用意されており、タンデムすることまでを想定されて開発されています。
そのため座席後部と金具を用いることで積載量のアップが計れるのですが、スーパーカブのように大きなリアボックスを積めないのがネックです。
ただ、ボックスは積めないにしてもシート付近にある金具にネットを引っ掛けるて荷物を押さえることで、手荷物が崩れずに持ちが運べるようになります。
また、シート付近だけでなくシート付近の金具に別途リアキャリアを装着できるので、ネット+リアボックスで積載量の少ないSR400でも簡単に荷物の移動が可能になります。
エイプ50
エイプ50はホンダが手がける原付なのですが、エイプ50はバイクなのにコンパクトなサイズが多くの愛好家から支持を受けています。
もともとコンパクトなサイズ感なので荷物の持ち運びは考えられていませんが、リアキャリアを装着してボックスをつけることでコンパクトなエイプに積載量の底上げが可能となります。
また、エイプ50は積載量のアップだけでなくカスタマイズパーツだけでもおよそ1,000点はあり改造の幅が広いバイクでも有名です。
たとえばエイプには原付にしてはめずらしいサイレンサーのパーツもあり、あなた好みのエイプにカスタマイズしやすくなっています。
なおエイプ50は新車価格ですと他の原付よりも高めなのがネックでしょうか。
幅が広いバイクはなにがある?
荷物をたくさんバイクに積みたいのであれば、やはりバイクの幅がないと肉厚な荷物も積めないので幅の有無が積載量の鍵を握ってくることになります。
2019年10月現在で幅が広いバイクを調べてみたところ、ホンダの大型バイク「ゴールドウィング」が925mmもあります。
他のバイクと比べてみると、スーパーカブ110は全幅695mm、中型バイクでおなじみのNinja400は710mmとゴールドウィングがいかに肉厚かおわかりいただけたでしょう。
ゴールドウィングはリアシートや背もたれがあることからタンデムもしやすく走行性能も高いバイクではありますが、積載量の側面からみるとそこまで優れているとは言い難いのが実情でしょうか。
バイクに積載量の制限はあるの?
ここまで積載量のあるバイクなどについて解説してきましたが、そもそもバイクに荷物を乗せられればいくらでも荷物を積んでもいいのでしょうか。
結論としては、いくら荷物を積めるとしても排気量によって積載量には制限があります。
バイクといえども車両の一種ですから道路交通法に従う必要があり、道路交通法には自動二輪車は60kg、原付(原動機付自転車)は30kgまでの制限があります。
つまり規定の積載量を超えて運転してはいけないため、どんなテクニックを駆使してたくさん荷物を積めても重量で引っかかればアウトになってしまうのです。
特にキャンプツーリングとなると荷物が多くなりがちなので、注意しておかないとうっかり法律違反になってしまう恐れが高いので重さには注意をしておかなければいけません。
まとめ
モジュラーやカスタマイズによっては積載量を底上げできますが、法律の制限があるため規定の積載量におさまるようにカスタマイズしなければいけません。
いくら運転に腕があっても積載量が増えればバイクの走行性能にも影響が出て事故を起こすリスクが高くなりますから、荷物の量が増えるようであればバイクは諦めて四輪車を使うのもひとつの手です。
近年ではキャンプ用品もコンパクトで軽量なものも多く出ていますから、軽量タイプのグッズを検討してみるのもいいかもしれないですね。