この記事の目次
2016年頃から沸々と650ccクラスのバイクが盛り上がりをみせていますね。そんな中、ホンダのロードスポーツモデルである「CBR650R」とそのネイキッド版である「CB650R」の2023年モデルが発表されました。
2023年モデルはカラーリングおよびグラフィックが小変更され、「CBR650R」は新色が追加されましたが、本記事ではどこがどのように変わったのかについてご紹介いたします。
https://forride.jp/motorcycle/2017-650cc_model
2023年「CBR650R」は新色追加!
現行モデルに続く「CBR650R」の発売が開始されたのは2019年のこと。扱いやすい車体サイズに加え、低回転域から高回転域まで伸びやかな回転フィーリングを堪能できる直列4気筒エンジンを搭載した従来モデル「CBR650F」をベースに開発。ワインディングや高速走行などのスポーティーな走行において”操る楽しさ”に焦点が当てられていました。以降、大きな変更を受けることなく現在でも販売が継続されています。
2023年モデルは新色が追加され、計3色のカラーラインアップとなりましたが、やはり注目は上記画像の新色パールグレアホワイトです。残り2色は継続色ですが、若干グラフィックが異なりますので確認していきましょう!
共にカラー名はグランプリレッドですが、上が2023年モデルで下が2022年モデルです。変更点としてはカウルのグラフィック・配色に加え、フロントフォークアウターチューブ、シリンダーヘッドカバー、クランクケースカバーがゴールドからブラックへと変更されています。
また、リアサスペンションのスプリングも赤色から黄色へと変わり、リアフェンダーステーの色も変更されています。
マットバリスティックブラックメタリックも同様に構成パーツのカラー変更が施されています。マットとグロスのコントラストが非常に美しいですね!
「CBR650R」のスペック
エンジン型式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
---|---|
排気量 | 648cc |
最高出力 | 70kW/ 12,000rpm |
最大トルク | 63Nm / 9,500rpm |
車両重量 | 208kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,120×750×1,150 |
最低地上高(mm) | 130 |
シート高(mm) | 810 |
変速機 | 6段リターン |
燃料タンク容量 | 15L |
タイヤサイズ | F:120/70ZR17M/C、R:180/55ZR17M/C |
カラー | パールグレアホワイト、グランプリレッド、マットバリスティックブラックメタリック |
価格(税込) | 107万8,000円~ |
「CB650R」の2023年モデルは小変更のみ!
続いてご紹介するのは「CB650R」。先ほどご紹介した「CBR650R」のネイキッド版です。
2023年モデルではグランプリレッドが廃止され、計2色のカラーラインアップとなりました。継続色の一つはご覧のマットバリスティックブラックメタリック。CB650Rも前モデルからの変更点は構成パーツのカラー変更のみで、ハンドルパイプ、シュラウド、フロントフォークアウターチューブ、前後ホイール、シリンダーヘッドカバー、クランクケースカバーなどがブラックに変更されています。
もう一つの継続色マットジーンズブルーメタリックでは、フロントフェンダー、シュラウド、リアサスペンションスプリング、リアフェンダーステーの配色を変更することで、精悍さに加え上品さが増した印象です。
「CB650R」のスペック
エンジン型式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
---|---|
排気量 | 648cc |
最高出力 | 70kW/ 12,000rpm |
最大トルク | 63Nm / 9,500rpm |
車両重量 | 203kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,120×780×1,075 |
最低地上高(mm) | 150 |
シート高(mm) | 810 |
変速機 | 6段リターン |
燃料タンク容量 | 15L |
タイヤサイズ | F:120/70ZR17M/C、R:180/55ZR17M/C |
カラー | マットバリスティックブラックメタリック、マットジーンズブルーメタリック |
価格(税込) | 100万1,000円~ |
ということで「CBR650R」と「CB650R」の2023年モデルはカラーリングおよびグラフィック変更と新色追加に留めながらも、円熟の域に達した上質な傑作モデルへと昇華しているのではないでしょうか。
バイクはカラーリングでここまで表情が変わる!それにしても、どのカラーも所有欲を掻き立てられますね。