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今年の2月、当サイトでは「イギリスのオフロードバイク・メーカーのCCMがフラットトラッカーを発表する!」とお伝えしました。
総排気量600ccの水冷単気筒DOHC4バルブ(チタンバルブ!)エンジンを搭載、車両重量125kgと軽量なビッグシングルでした。販売開始の期待が高まっていましたが、遂に同社のラインアップに正式に加わったのです。
それがコチラ!モデル名は「Spitfire Flat Tracker」。CCMの”Spitfire”シリーズは、ベースとされるロードスポーツを中心に、カフェレーサーとスクランブラーがラインアップされていたのですが、これでシリーズが完結されたわけです。
今回追加された「Spitfire Flat Tracker」は、シリーズ共通のエンジン(水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジン)を、これまたシリーズ共通の同社(イギリス)で溶接された美しいトレリスフレームに搭載。サスペンション・ブレーキには高機能パーツをセレクト。アップハンドルと縦二眼LEDのフロントフェイスが特徴となっています。
Spitfireシリーズが出揃った!
ここからは、”Flat Trackerがリリースされたことで出揃った、”Spitfire”シリーズのカフェレーサー&スクランブラーをご紹介しましょう。
まずはカフェレーサーの「Spitfire Cafe Racer」。エンジン&フレーム、機能パーツは基本的にシリーズ共通としているのがCCM”Spitfire”の特徴です。
エンジンは総排気量599ccの水冷単気筒DOHC4バルブ。バルブはチタン製を奢っています。
ボア×ストロークは100×76.5mm、12.0:1という高圧縮比であり、最高出力は55bhp、最大トルクは58N・mと実にパワフルなのです。
フロントフォークは”WP”製倒立フルアジャスタブル。トラベルは120mm。フロントブレーキは、ブレンボ製キャリパー+320mmディスク。これらはシリーズ共通の機能パーツです。
カフェレーサーのホイールは前後19インチ。削り出しハブに軽量アルミリムという組み合わせです。
それより何より”Spitfire”シリーズの魅力は、オフロードバイク・メーカーとは思えないセンスの良さ!
カフェレーサーには、アルミ製のメーターバイザーとセパレートハンドルを装備。コックピットから、タンク&シートのラインが秀逸!クラシカルなカフェレーサーを具現化しています。
そしてシリーズの中核を成すもう1台が「Spitfire Scrambler」。
コチラも共通のエンジン&車体ですが、ホイールサイズを前19&後17に変更したうえでアップフェンダーを装着。ハンドルバーもブレース付きのアップタイプとすることで、見事なスクランブラー・スタイルに変更させています。
本革張りのデュアルシートにはステッチが入れられています。
マフラーもスクランブラーに似つかわしく、アップタイプに変更されています。
いかがでしたでしょうか?「Spitfire Flat Tracker」のリリースに合わせて、CCM「Spitfire Cafe Racer」&「Spitfire Scrambler」をご紹介してみました。
皆さんは、どのモデルがお好みですか?