颯爽とレースデビューしたいものだが、いきなり筑波や鈴鹿で風になるというのは敷居が高すぎるだろう。そこでオススメなのがミニバイクレース。ビックバイクでは転倒時のケガのリスク、転倒後の修理費などコスト面でのリスクが大きいため、まずは車重も軽くて小さなミニバイクでレースをすることで、ケガやコスト面でのリスクもかなり回避できる。
自慢のビックバイクでサーキットを走ったものの、1周目で転倒して”即廃車”になってはマズかろう。だからこそ、はじめはミニバイクで練習するのだ。
例えば関東でのオススメはレース稼業30年以上のオートボーイさんが主宰している「極寒耐久」と「オートボーイ夏祭り」。これはMFJライセンスが必要ないレースで、初心者やサーキットライセンスを取っていない人でも楽しめる様に考えられたもの。
毎年夏と冬に1回ずつ開催されていて、次のタイミングは16年1月10日(日)の極寒耐久になるので気になる人はウェブサイトなどをご確認いただきたい。
通常はサーキットで公式レースを走るにはMFJライセンスが必要となるが、主催者貸切のイベントレースや走行会であればMFJやサーキットライセンスが不要になる。ショップ単位でも走行会などが企画されていたりもするので、身近にサーキットに出入りしている人がいたら、情報を聞きだしてしてみると良いだろう。
やはり最新式や高年式バイクの方が良いに決まっているが、例えば納屋に放置されっぱなしのホンダ「NSR50」をレストアし、整備し、仲間内でワイワイ楽しむ様なスタイルというのも、広義で見ればリサイクルにもなるため、ある意味ベストなのではなかろうか。
何にせよ一人でコツコツやるのは色々と大変なもの。そのため、サーキットを楽しむためには助け合える仲間も必要だ。試しに昔サーキットライセンスを持っていた仲間などを誘ってみるのも良いのでは?