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白バイ、黒バイ、黄バイ、青バイ、赤バイ、緑バイ(グリーンバイ)と言えば日本を守るバイク達のこと。ライダーにとって一番身近なのが白バイではないでしょうか。
黒バイ?黄バイ?緑バイ?まさに戦隊ヒーローのようなその様々なカラーのバイクを徹底解説!
今回は、日本を守るバイクを詳しく紹介したいと思います。
【白バイ】最も一般的な警察用バイク
https://forride.jp/motorcycle/professional-riders
まずは何と言っても、みんな大好き白バイですね。現在はCB1300やFJR1300、VFR800ベースの白バイがメインですが、今から100年前にはインディアンをベースとした白バイもあったとか。
【青バイ】大阪府警のスカイブルー隊
青バイと呼ばれる大阪府警のスカイブルー隊。ひったくり犯罪の対策の為に発足したスカイブルー隊。関東の人は聞きなれないかもしれませんが、関西では有名な警察車両だそうです。狭い道でも犯人を追える機動力を生かし、バイクで自転車や歩行者からバッグをひったくる卑怯な犯人をスカイブルー隊は逃がしません!
【赤バイ】消防活動二輪車や郵便配達のカブ
https://twitter.com/BIKE_MIYAZAKI/status/938616425945559040
赤と言えばやはり消防。消防にも消防車だけではなくバイクもあります!消防活動二輪車はその機動力を生かし、現場へいち早く駆け付け、負傷者の救護や救出や情報収集などを行うバイクです。また、大型車両が通れない細い道や山岳などにも進入し活動ができます。災害時には機動的な移動手段として活躍でき、東日本段震災や熊本地震でも赤バイが活躍しました。
そういった赤バイの活躍が注目され、消防庁では防災力強化を図るため全国の消防団へ赤バイの導入を推進しているそうです。また、赤バイを配備している消防学校で消防団員が研修を受けるなどの試みも行っているようです。
そして、もう1つの赤バイ。私達の生活に密着している赤いバイクの郵便屋さん。素晴らしいライディングテクニックの赤いカブがポストに郵便物を届けてくれますね!
そして、驚くなかれ!白バイは昔は赤かった!大正7年に警視庁に導入され、交通取り締まりなどで活躍していたそうです。後にこの赤バイが白バイへと発展します。
【黄バイ】首都高速道路バイクパトロール隊
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— バイクの窓口 事務局 (@info62644283) November 17, 2017
黄色いバイクと聞くと、バイク便の会社が思い浮かぶ人も多いかもしれませんが、今回紹介する黄バイは首都高パトロールバイク隊です。首都高速での事故や故障、様々なトラブルにいち早く駆け付ける黄色いバイク。
白バイと同じで警視庁のバイクかと思いきや、実は首都高パトロール株式会社という会社のバイクなのです。主にCB400SFなどのバイクが使われていて、400ccの機動力を生かし首都高での様々なトラブルへ一番に駆けつける事ができるのです。
【黒バイ】和歌山県警の黒豹隊、警視庁の黒バイ隊
夜間の暴走族や、ローリング族の対策で活躍する黒バイ隊。和歌山県警の黒バイ隊は黒豹隊と呼ばれていて、覆面パトカーならぬ覆面バイク。
和歌山県警の黒バイ導入に効果があった事から、警視庁でも黒バイを導入したそうです。その検挙率の高さから、今後も全国各地に導入が広がるのではないでしょうか。
警視庁ではスズキGSF1200をベースにしたバイクで、CCDカメラを搭載し証拠画像なども撮れるようになっているそうです。高度なライディング技術をもつ黒バイ隊からは絶対に逃げられない!
【緑バイ】陸上自衛隊の偵察バイク
緑のバイクと言えば、やはり陸上自衛隊。陸上自衛隊で偵察用のバイクとして活躍しているのが主にカワサキKLX250です。偵察任務はもちろんの事、隊員がバイクを走らせながら立ち乗りで小銃射撃をしたり、バイクを大型輸送ヘリ(チヌーク)へ搭載し空輸したりする事もあります。
いま流行りのトライアンフのスクランブラーが、陸上自衛隊の偵察バイクのカラーと似ているモデルがありますが、自衛隊はスクランブラーではなくオフ車を使用しています。
最後に
様々な場所で、多岐にわたる活躍をしているバイクたち。この記事を読んで、日本を守るバイクたちが少し身近になったでしょうか。街中で見かける事もあるかもしれないので、注目して見てみてください!