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ノートンと言えば、ロードレース界で今なお語り継がれる名車「マンクス」と、そこで得た知見を投入した”フェザーベッドフレーム”で知られるイギリスの老舗メーカーです。
近年は、レースではターゲットをマン島TTレースに置きつつ……
そのレーサーをベースに開発した公道版のV4モデル「V4 RR」を販売したことを、当サイトではお伝えしています。
一方で、”フェザーベッドフレーム”を有するクラシカルなエクステリアのロードバイクが人気を集めていおり、そちらについても……
過去記事にて、しっかりご紹介しています。
そんなノートンが、とびきり素敵な1台のアニバーサリーモデルをリリースしました!
「Commando」に50周年記念の限定モデルが登場!
それがコチラ!ノートンが誇るカフェレーサー「Commando 961 Cafe Racer MK.II」をベースにした50周年記念モデル、”50th Anniversary Edition”です。それにしても美しいことよ!
コチラがベースにされた「Commando 961 Cafe Racer MK.II」。
ボア×ストローク=88×79mm、総排気量961ccの空冷パラツインエンジンはドライザンプ潤滑を採用。
バルブ駆動はプッシュロッド油圧リフターで、2バルブ / シリンダー。最高出力は80PS@7,700rpmです。
それをオイルタンク一体型のスチール製チューブラーフレームに搭載しています。形状は往年のダブルクレードルからは変更されています。
構成パーツは最新の高機能品を惜しげもなく投入。例えば、フロントフォークはオーリンズ製倒立、ブレーキは320mmのハイカーボンステンレススチール製フローティングディスク+4ピストン”Gold Line”ラジアルキャリパーの組み合わせ。
リアショック(2本)もオーリンズ製品を奢っています。
今回ご紹介したい”50th Anniversary Edition”なのですが、テイルカウルに限定ステッカーが貼られている以外には、「今週発表!」と宣言されてから早2週間が経つのですが、いまだに詳細が明らかにされていなのです……
変わりに出てきているのが……
このあまりにも不細工な、しかし同じく50周年記念の特別限定モデル「Commando 961 California」という、残念な状況なのであります。
悪い冗談だと思いたい、不似合いな大アップハンドルが装着されています。そのうえ……
「Commando 961 California」は、ご覧のようにバッチリ、カラーラインアップまで充実させちゃっているのが腹立たしいのであります。ツマラナイ冗談は早く止めて、「Commando 961 Cafe Racer MK.II」”50th Anniversary Edition”の詳細を教えて欲しいと思います。
恐らくソチラは12月に彼の地で開催されるイベント”Motorcycle Live 2017″で発表するのでしょう。ノートンに関しては、もう1台興味深い続報が出て来そうですので、合わせて続報としてお届けしましょう!