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バイクに乗るには必須の自賠責保険、気づけば期限が切れかけていることは誰にでも起こり得ることですよね。
自賠責は保険なのでどこかの窓口で手続きをしないといけないと考えがちですが、実はコンビニでも自賠責のシールを買えるってご存知ですか?
今回の記事では意外と知らないコンビニでの自賠責加入について解説をいたします。
自賠責の加入はコンビニでもできる
まず結論からお伝えすると、コンビニで自賠責保険のシールを購入(加入)できます。
コンビニはいまやお弁当や飲み物、お菓子、日用品の販売だけでなく、各コンビニに導入されている端末を使用して映画やライブ、コンサートチケットの発行から購入まで幅広いサービスを展開しています。
近年ではマイナンバーカードの普及により、コンビニで住民票の発行もできるくらい便利な業態に進化しました。
そんなコンビニではバイクとは一切縁がないように思われがちですが、コンビニ各社が導入している端末を利用すれば操作したその日のうちに自賠責保険に加入できるのです。
コンビニで自賠責に加入するには?
コンビニで自賠責保険に加入したい場合は、コンビニ各社が導入している端末を操作する必要があります。
自賠責保険の加入サービスを展開しているコンビニは、主にセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの三社がメジャーですが基本的な流れはそこまで代わりはありません。
操作する端末ですが、セブンイレブンはマルチコピー機、ファミリーマートはFamiポート、そしてローソンはLoppiを使用します。
セブンイレブンとファミリーマートに関しては店頭での面倒な操作を省くためにも事前予約(事前登録)を実施しており、スマートフォンやパソコンであらかじめ入力して行くようにしましょう。
操作が済んだらレジで支払うだけ
各端末で操作が終了したら、端末からレシート状の用紙が出てきますので、そちらを持ってレジに向かいます。
あとはあなたが申し込んだ自賠責保険の加入期間に沿った料金をレジで支払えば、コンビニの店員が自賠責保険の標章(シール)、保険のしおりを手渡してくれます。
自賠責保険証明書(保険証のようなもの)はファミリーマートとローソンであれば料金を支払ったタイミングで、店員から手渡しでもらえますが、セブンイレブンだけはマルチコピー機のもとにいって自分で印刷しなければいけません。
コンビニで加入の自賠責保険は安い?
コンビニは全国いたるところに店舗があるので「もしかしたらコンビニで加入すると安く済む?」と思ってしまいそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。
結論からお伝えすると、コンビニでの加入とカーショップやディーラーで加入しても保険料に違いはありません。
自賠責保険はそもそも国民健康保険や住民税などのようにお住まいの地域によって料率が異なるものではなく、自賠責保険は法律に分類されお住まいのエリアが違っても料率が変わることはありません。
国民健康保険などは条例という各自治区に限定した地域のルールであって、自賠責保険は日本国内全体のルールを定めた法律であり、加入する店や地域が異なってもすべて同じ料金で加入することになります。
コンビニでの加入にクレジットカードは使える?
意外と見落としがちなのですが、コンビニで自賠責保険に加入する場合、支払い方法は現金のみでの支払いが原則です。
なお、セブンイレブンに関しては現金のほかに独自で導入しているnanacoで決済することも可能ですが、これら以外の支払い、つまりクレジットカードでの支払いはできません。
自賠責保険を取り扱っているカーショップのような代理店であれば現金のほかにクレジットカードでの決済は可能なのですが、コンビニに関しては現金しか使えないので、加入する自賠責保険の期間が長くなる場合は大金が必要になるので忘れずに用意してから行きましょう。
まとめ
自賠責保険はコンビニで新規加入でき、非常に簡単に手続きできるようになりました。
加入したい保険期間も一種類だけでなく数種類選べるので、いつまで加入しておきたいのかや経済的な面からも融通がききやすいといえます。
現金でしか決済ができない点を除けばコンビニでの手続きにはデメリットがほぼないといえますので、自賠責保険の期限切れが近い場合はぜひコンビニを使ってみてはいかがでしょうか?