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当サイト読者さんなら、デウスエクスマキナについては今更ご説明する必要もないことでしょう。オーストラリア発のモーターサイクル×サーフを融合させたライフスタイルブランドでございます。
https://forride.jp/motorcycle/deus-ex-machina-mix
https://forride.jp/motorcycle/deus-ex-machina-w650-02
当サイトでも、遊び心溢れるDEUSのカスタム車両は幾つも紹介してきましたが……
DEUSの遊び心、ここに極まれり!
今回ご紹介するのは、フランスの4ミニ専門ウェブサイト「mini4temps.fr」に掲載されたDEUSの手による1台のカスタム(当サイトは許可を得て画像を転載しています)。
そのモチーフとされたのは…… 残念ながら日本人にはあまり馴染みのない車両ですが…… コチラ!
オートマチック機構を搭載し、簡単な操作で初心者からベテラン・ライダーまで不整地走行が楽しめる、近未来感覚の一体式フルカバードデサインのオフロード走行専用車、ホンダ「EZ-9」なのであります。EZはオートマチックトランスミッションから、9は排気量から取られたものと思われます。まぁ端的に言えば、初心者向けのホビーバイクです。
それでですね、驚かされるのが、そのベース車両。なんと……
水冷4ストロークOHC直列2気筒745ccエンジンにオートマチックトランスミッションの操作性とマニュアルトランスミッションの優れた伝達効率を高次元で融合したDCTを搭載した、「X-ADV」をベースにしているのであります。
大きなバイクがモチーフとされ、それを小さな車両で制作することはあっても、今回の逆パターンは非常に珍しい。というか、なんというか……
外装の制作に数100時間を費やした力作!
さて、カスタムの詳細については、実は余り記載することはないのですが…… 凄まじいなと感じたのが、やはり、この外装類のクオリティの高さ。
排気量が8倍以上にもなる巨大な「X-ADV」にスケールアップさせつつ、「EZ-9」の雰囲気を見事に再現しているわけですが…… その制作には、なんと数百時間も掛けたのだとか。
最後にDEUS自身が制作した素敵な動画をどうぞ!
馬鹿馬鹿しくもありますが、なんとも楽しいカスタム車両ですね。それにしても……遊びのためなら労力を厭わないDEUSの力技に感服してしまった筆者です。