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バイカーが口々にオススメする「道志みち」。TwitterをはじめとするSNSでも「道志サイコー!」とか「道志で写真撮った」といったコメントを見かけますし、話題に事欠かないスポットです。
でも行ったこともない身からすると、蚊帳の外に置かれているような気にもなりますよね。軽く道志みちのことを知って、彼らの話題に追いついてしまいましょう。「いいね!」してるだけじゃもったいないですよ。
バイカーの聖地「道志みち」
そもそも道志みちってどこにあるんでしょう?
実はコレ、なんのことはなくて国道413号線のこと。山梨県富士吉田市の山中湖から始まり、神奈川県相模原市の津久井湖まで続いていて、70kmほどの距離がある道なんです。
ただの国道がこれだけありがたがられているのには理由があります。アップダウンやヘアピンカーブが多く”走り”が楽しめる峠道になっているからです。道沿いに民家もあり事故も多いですが、その分安全マージンをとって走るバイカーも多く、初心者でもムリをせずに自分のペースで流すことだってできちゃいます。休日はバイクやクルマだけでなく、ヒルクライムを楽しむ自転車ツーリストもいるくらいです。
いつもよりバイクを操っている実感が持てますし、なにより自然豊かで夏でも走っていて涼しいですし、山の景色や川の景色などがとてもキレイ。爽快感がたまらないんです。
沢山の先輩バイカーもいますから、思う存分ヤエーできることもまた道志みちの魅力です。
流し撮りで思い出づくり
そんな道志みち最大の楽しみ方は、なんといっても流し撮り。これはざっくりと説明すると、走っているバイクやクルマをカメラで追いながら撮影する手法のことです。土日や祝日に行くと、路肩や歩道でカメラを構えている人がたくさんいて、自分のイカした走行シーンを撮ってもらえる可能性大です。バイク仲間とお互いに撮り合ってもまた楽しい!
こちらは実際に友達に撮ってもらった写真です。異論はあるかと思いますが、流し撮りは走りも楽しめて思い出づくりもできちゃう一石二鳥な楽しみ方なんです。
絶景写真スポットもアリ!
流し撮りだけでなく、一緒にぜひ写真に収めておきたい絶景スポットもあります。いつも通い詰めている筆者でも下記の4つは毎回思わず足が向いてしまいます。
山梨百名山の登山口「久保吊り橋」
久保吊り橋は、全長71m、高さ34mの吊り橋で、山梨百名山の一つの大室山の登山口になっています。
近くには物産品の直売所もアリ。中でも一押しなのが、できたてのお饅頭。小腹が空いたらぜひお試しを。ライディングでつかれた体に甘味が染み渡りますよ。
道志のパノラマが広がる「巌道峠の頂上」
巌道峠の頂上からは、富士山につながる道志みちを一望する事ができ、急峻な山々によって形成された道志渓谷のパノラマが広がっています。無料の駐車場完備というのもうれしいところ。
絶景と水遊びが楽しめる「長池親水公園」
この公園は湖沿いにあり、逆さ富士やダイヤモンド富士も見えることがある観光スポットです。さらに夏には水遊びもできるとあって、夏場のバイカーにとっては憩いの場所ともなっています。
雄大な景色をその目に「山中湖花の都公園」
山中湖の西側にある30万平方メートルの広大な公園で、四季の花々と富士山を見渡せる雄大な景色が楽しめます。富士山をバックに季節の花を撮影すれば、インスタ映え間違いなし。
道志みちに行ったら「小作」でほうとうを食べるべし!
またグルメも道志みちツーリングの醍醐味のひとつ。本当に数え切れないほどおいしいお店があります。それでも、たった一つを選ぶというなら筆者は「小作」をオススメします。
看板メニューのほうとうはとにかくボリューミー。熱々の一人用鍋に入ってくる上に、とにかく野菜が盛りだくさん。女性なら二人で分けてちょうどいいくらいの量です。味噌ベースのやさしい味わいもとにかくおいしい!
この他にも、郷土料理や天丼なども用意されているので、行く度にいろんなメニューを試したくなるワクワク感もありますよ。
沢山の魅力がありツーリングにもってこい!
「食べてもよし」「走ってもよし」「見てもよし」と、一日では楽しみ尽くせない道志みち。これだけいいところばかりなんだから話題に上がりまくりなのも納得です。
もちろん経験以上のものはありませんから、気になる方はぜひ行ってみてください。今度は自分がSNSに情報を載せる番ですよ。たくさんの「いいね!」もらっちゃってください。