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EICMA2023で脚光を浴びたヤマハの最新モデル!「XSR900GP」と10年ぶりにモデルチェンジをした「MT-09」を徹底解説

EICMA2023で脚光を浴びたヤマハの最新モデル!「XSR900GP」と10年ぶりにモデルチェンジをした「MT-09」を徹底解説

ジャパンモビリティショーでは三輪アドベンチャーモデルや水素エンジン搭載車など、独自のアプローチで展示していたヤマハ。

しかし、EICMA2023(ミラノショー)では、しっかりとモーターサイクル好きを喜ばせてくれました。

https://forride.jp/motorcycle/jms2023-yamaha?fbclid=IwAR16c5ij_QKcTVfpTBZLro6sxmPBrDReFq0NniCCNp-Daoa2q_DZO1oUHfc

MT-09がモデルチェンジして魅力がアップ!

EICMA2023で脚光を浴びたヤマハの最新モデル!「XSR900GP」と10年ぶりにモデルチェンジをした「MT-09」を徹底解説
Eicma 2023 Photo: Simon Palfrader

最注目はモデルチェンジを果たした「MT-09」です。

「MT-09」は2013年秋に開催されたケルンショーで世界初公開され、日本では2014年に発売されました。発売からちょうど10年が経過し、モデルチェンジの時期がやってきたようです。

もともと「MT-09」は、パワフルで扱いやすい水冷3気筒並列エンジンを搭載したネイキッドスポーツモデルでしたが、モデルチェンジした「MT-09」は、まず見た目が大きく変わりましたね!

EICMA2023で脚光を浴びたヤマハの最新モデル!「XSR900GP」と10年ぶりにモデルチェンジをした「MT-09」を徹底解説
Eicma 2023 Photo: Simon Palfrader

ガソリンタンクが新しい形状になり、ヘッドライト周辺も新設計されています。旧型では丸みを帯びた形状のマウントにウィンカーが埋め込まれていましたが、新型ではバイファンクショナルLEDの下にポジションライトが配置されています。

ガソリンタンクのデザイン変更に伴い、全体的にスッキリとした印象に変わりました。

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とはいえ車両全体としてはキープコンセプト。

ヤマハは「従来から提唱してきた”The Rodeo Master”としての乗り味をさらに洗練させ、”The Knight Horse”をコンセプトに開発した」と発表しています。

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エクステリアだけでなく、車体の細部も変更されています。

「エンジン懸架の変更により剛性を高める一方、フロント周りの剛性をやや抑え気味にチューニングするなど、より幅広い領域での安定感と軽快さの両立を実現した」とリリースにあります。

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詳細は未発表ですが、セッティング変更が細部にわたって行われた模様です。

明かされているのは新採用されたブリヂストン製「BATTLAX HYPERSPORT S23」。これに連動した前後サスペンションのバネ定数と減衰特性のリセッティング、リアはリンクも変更されたそうです。

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同時に、乗車姿勢の自由度に配慮した新しいライディングポジションが採用されています。

具体的には、ハンドルバーは若干低くなり、高さが2段階で調整可能になりました。それに伴い、ステップは30.6mm後ろに移動し、高さも9.5mm高くなりました。シート形状も見直され、やや前傾姿勢が強められています。

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また、YRC(ヤマハライドコントロール)やクルーズコントロールシステムなどのライディングアシストテクノロジーを搭載しています。

さらにつながる機能搭載の5インチフルカラーTFT メーターや、Type-CのUSBソケットなどの便利な機能も新たに搭載して、魅力を一層高めています!

日本での発売時期や価格は未発表です。

「MT-09」のスペック

エンジン型式水冷 4ストローク 並列3気筒 DOHC
排気量890cc
最高出力87.5kW(119.0PS) / 10.000rpm
最大トルク93.0Nm(9.5kgf-m) / 7.000rpm
車両重量193kg
全長×全幅×全高(mm)2,090×820×1,145
最低地上高140mm
シート高825mm
変速機6速リターン
燃料タンク容量14L
タイヤサイズF:120/70ZR17M/C (58W) 、R:180/55ZR17M/C (73W)
カラーミッドナイトシアン
価格未定
※ヨーロッパ仕様のスペック

「XSR900GP」はヨーロッパでも人気!

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続いてご紹介するのは「XSR900GP」です。

こちらはモビリティショーで既に日本公開されていますので、新たに公開された画像を中心にお伝えします!

EICMA2023で脚光を浴びたヤマハの最新モデル!「XSR900GP」と10年ぶりにモデルチェンジをした「MT-09」を徹底解説

「XSR900GP」のベースは、ヤマハのレーシングヘリテージ=歴史とテクノロジーとを融合させたネイキッドモデルである「XSR900」です。

この「XSR900GP」は名前に「GP」が付与されているとおり、GPレーサーの香りを漂わせる、究極の「XSR900」と言えます。

ベースが「XSR900」なので、基本性能は間違いありません。ワインディングロードを心地よく駆け抜けることができる性能と、スポーティなハンドリングが楽しめる仕様に仕上がっています。

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特に注目すべきはデザイン面です。

グランプリマシン風の新しい外装を採用し、ヤマハが世界最高峰のロードレースで培った歴史とスピリッツを表現しています。

その象徴は、80年代のグランプリマシン「YZR500」をオマージュした新しい外装。シートカウルとサイドカバーの処理も見事です!

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Eicma 2023 Photo: Simon Palfrader

この新しい外装に合わせて、もちろんセパレートハンドルが採用されており、それに伴いライディングポジションも全面的に見直されているそうです。

詳細は未公開ですが、おそらくステップ位置も後ろにやや上へ変更されているでしょう。

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「MT-09」と同じく基本骨格を共有しており、車体剛性のチューニングや新しいブリヂストン製「バトラックスS23」タイヤの採用、それに連動した前後サスペンションのバネ定数と減衰特性のリセッティングも、「XSR900GP」に施されています。

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ヨーロッパでのカラーラインアップは、レジェンドレッドとパワーグレーの2色展開がされています。

日本での発売は2024年夏以降の予定とのことですので、今から楽しみですね!

「XSR900GP」のスペック

エンジン型式水冷 4ストローク 並列3気筒 DOHC
排気量890cc
最高出力87.5kW(119PS) / 10,000rpm
最大トルク93Nm(9.5kg-m) / 7,000rpm
車両重量200kg
全長×全幅×全高(mm)2,160×810×1,180
最低地上高145mm
シート高835mm
変速機6速リターン
燃料タンク容量14L
タイヤサイズF:120/70ZR17M/C (58W)、R:180/55ZR17M/C (73W) 
カラーレジェンドレッド、パワーグレー
価格(税込み)未発表
※ヨーロッパ仕様のスペック
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