この記事の目次
今ではEV化が当たり前のように進んでいますが、まだ軌道に乗る前の2008年頃に、ビーチクルザーを自力で電動バイク化した親子がいたのでご紹介したと思います!
ベース車は「ビーチクルーザー」
こちらが改造前のビーチクルーザーと、EV化に必要なパーツ類です。これだけをみると、それほど大したことのないように見えますね。果たしてどう変わっていくのでしょうか……ということで、細部をチェックしていきましょう!
フロントフォーク
剛性や衝撃吸収性能を高めるため、マニトウサスペンションフォークに交換。ディスクブレーキになっているので、ストッピングパワーも確保され、安心の一言。
ブレーキマウント
コースターブレーキが採用されていたリアは、フロント同様にディスクブレーキに換装。
ハブ&スプロケット
マウント類は一から制作したとのことですが、本当に素人なのでしょうか?
完成したリアドライブ
完成したリア周りです。今のところカッコ良さげな雰囲気が漂っていますね!
モーターマウント&フットペグ
強度を高めるためでしょうか、少々ごついですが、ドリルド加工を施すことで軽量化が図られています。
シートマウント
シートポストはガゼットを追加することで強度が増されています。純正シートを使用するあたりがDIYっぽくていいですね!
12Vバッテリー
この企画の要である動力は21アンペアの12Vバッテリーを4つ装着。300アンペアヒューズや300アンペア用のプログラマブルコントローラーで制御。パワフルな走りが期待できることでしょう。
配線を繋いでセットアップしたら、いよいよ完成です!
48V ELECTRIC FLAT TRACKER
完成したEVバイクがこちらです……「48V ELECTRIC FLAT TRACKER」と大層な名前を付けられておりますが、バッテリーのインパクトがとにかく強い!
正直、カッコいいとは言いがたいですが、これを自作したとなると凄いですね。改造前の方がカッコ良かった事実はいわずもがなで……ということで、実際の走行シーンをご覧ください!
走行シーンはこちら!
いかがだったでしょうか?
ビジュアルはおいといて、約10年前にこれを素人の親子が制作してしまったのだから驚きですよね!まぁ、今では安価で完成車が手に入りますが……
自信と余裕のある方は、お子さんの自由研究でEV自転車を制作してみてはいかがでしょうか!