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あまりお金をかけずに愛車のイメージを変えたい! 白サビが浮いてしまったパーツをキレイにしたい!
そんな人におすすめしたいのが”手バフ”である。”手バフ”とは機械を使わずに己の”手”のみで磨き上げる漢のピカチューンのこと。手バフが通用するのは主にアルミとなっており、バイクのエンジンやキャブレター、ハンドルポストやトップブリッジあたりだ。ちなみにスチールは錆びてしまうので”手バフ”しないこと!
アルミかスチールか分からないという人は磁石を用意して、付かないものがアルミと覚えておこう。なお、ボトムケースなどは、アルミ素地かと思いきやクリア塗装の場合があるため、しっかりと確認した上で磨いていただきたい。
用意するもの
- 耐水ペーパー(♯600〜♯2000)
- スチールウール
- ゴム手袋
番手の低い準に耐水ペーパーで磨いていく
まずはスチールウールで全体に付いた汚れを落とす。そこから耐水ペーパーを水で濡らしながら使用し、番手の低い600番台から磨いていく。ただひたすら、無心で美しくなることを心がけて磨いていく。邪念は捨てよう。
はじめは素材がくすんだり、細かい傷が付いて焦ってしまうが後で消えるのでご心配なく! 徐々に番手を上げて行き、1200番手まで磨き終えたファンネルがこちら。キレイになったとはいえ、まだピカピカとは言えない状態だ。
作業時間10分程度でこんなにキレイに!
2000番の耐水ペーパーで磨ききったファンネル。あの汚かったファンネルが新品並みのピカピカに生まれ変わった。作業時間も10分程度。それだけでこんなにキレイになるのだ!
これ以上の鏡面仕上げを好む方は、更にコンパウンドで磨いていくと、信じられないくらいキレイになる。バイクにあまり乗らなくなるこの時期だからこそ、愛車のアルミ部分をピカピカにしてみてはいかがだろうか。