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今も昔もバイカーを悩ませる雨ですが、天気予報を見ればある程度回避できます。しかし、何処からともなく飛んでくる花粉ともなると別。春がメインのイメージですが、7月に入ってもイネ科や少量のスギ花粉も飛散しており、今や一年中種々のアレルギーの元がそこら中を舞っているといっても過言ではありません。
花粉症バイカーにとってはまさに天敵!
できればツーリングに出かけたいけど、鼻がムズムズしてきて辛い、目が痒くて仕方ない。そもそも日常でも辛い……マスクにゴーグル、通院とみなさんいろいろ試行錯誤していることでしょうけれど、それぞれ使うものや治療方法を変えるとかなり症状が改善できちゃうんです。
バイカー用のフェイスマスクを使ってみよう
新型コロナウイルスの流行もあり、何かと話題のマスク。手っ取り早い花粉症対策の筆頭なのはご存知の通りですが、常に走行風に晒される以上、一般的なマスクでは隙間から花粉が入り込んでしまって効果がイマイチなこともあります。
そこでオススメしたいのが、ラフアンドロード の「マルチネックゲイター」です。首元から覆ってくれて、しかも顔にぴったりとフィットするので、隙間から花粉が入り込むのを防いでくれます!
素材がUVカット仕様になっており、日焼け防止にもなる一石二鳥のアイテムです。
目元にぴったりくるゴーグルを着用
続いて欠かせないのが、目元への対策。メガネやゴーグルで花粉をブロックすることも今では一般的になってきました。
こちらでもマスクと同様、選ぶ際は隙間からの花粉の侵入を防げるかどうかを基準に選びたいところ。特にメガネでも使えて、レンズ周りのウレタンパッドが良い仕事をしてくれる「ライズ プロテクションアイウェア」がオススメです。
ジェットヘルメットでも十分効果が期待できますし、フルフェイスとの組み合わせは最強で、偏光レンズを使ったモデルもあります。
またオフローダーなら、普段使っているゴーグルで花粉症対策が十分できてしまいます。砂や埃が常に待っているハードな走行を鑑みれば、密閉性が高くできているのも当然ですよね。
究極:治療でアレルギーを克服
花粉の時期になれば、病院に通って抗アレルギー剤をもらうのももはや通過儀礼ですよね。最近は市販薬で同様の薬効をもっているものもありますが、いずれにしても一時しのぎにしかなりません。
でも、最近では限りなくアレルギー症状をおさえられ、しかも完治できる可能性のある治療法「免疫療法」が登場しています。
これはアレルギーの原因となっている物質を少しずつ体に入れることで体をだんだんと慣らしていく方法。もちろんその分劇的な変化があるわけでなく、通院は週2回から治療には最低でも1~2年はかかります。今後、何十年も花粉症に悩まされることを考えれば、たった数年でほぼ治るんです。将来への投資と思ってがんばってみましょう。
まとめ:つらいときほど準備は周到に
バイクに乗っている時の花粉症って本当に辛いですよね。そのままの状態で放っておくとくしゃみや涙で運転に集中できないくらい。免疫療法を受けつつ、マスクとゴーグルで守りながら完治を目指しましょう。