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『50周年スペシャルが発売される!モンキーの歴史を2分で知る(前編)』では、フロントにテレスコピック・サスペンションを装備した1969年発売の「Z50A」、1970年発売の「Z50Z」までをご紹介しました。
後編となる今回は、それ1970年以降に発売されたモンキーについて見て行きましょう。
リアサスもついたぞ「Z50J」
初めてリアにもサスペンションを装備したモデル「Z50J」。このモデルは1974年に登場しました。四角いガソリンタンクはガソリン容量が4Lだったことから、通称”4Lタンク”と呼ばれます。(そのままですね…)
高値で取引されるゴールドモンキー
1984年にリリースされた限定カラー、通称「ゴールド・モンキー」。他のバイクではお下品な感じになってしまい、あり得ないカラーリングですが、なぜかモンキーなら許されるのが不思議です。
エンジンが一新されました!
1985年モデルでは新型のエンジンを搭載して出力が向上。4速リターン式ミッションが採用されました。
1992年には電装系がそれまでの6Vから12Vに変更されました。それに併せて、ポイント点火からCDIとされました。なお、この前後でパーツの互換性がない場合がありますのでご注意ください。
いよいよ2000年代のモデル
2000年に発売されたスペシャルカラーは「Z50Z」をモチーフにしていました。原点回帰とも言えるノスタルジックなカラーリングが良いですね。
CB750Fモチーフのカラーリング
2004年にリリースされたスペシャルは、AMAスーパーバイク・デイトナ100マイルレースでフレディ・スペンサーが駆った「CB750F」をモチーフとしたカラーリング。
ゴールドの次は当然シルバーでしょ!
2005年にリリースされた、通称「シルバー・モンキー」。ゴールド・モンキーと同様に、クロームメッキされたパーツが多様されています。
モンキーにもインジェクションの波が…
そして久しぶりのモデルチェンジが実施されたのが2009年モデル。エンジンが変更となり、吸気系にはフューエル・インジェクションが採用されました。ガソリンタンクとシートの形状も変更されています。4Lタンクのイメージを踏襲しています。
バカ売れらしい…くまもんバージョン
最後は変わり種をご紹介。2014年にリリースされた、熊本のご当地キャラ「くまもん」のスペシャル・バージョン。こんなお遊びもアリでしょう!
いかがだったでしょうか? 駆け足でご紹介しましたが、前編と合わせて、モンキーの歴史をササッと振り返ってみました。これで終わりにしようと思ったのですが…懲りずに次回は番外編をお届けします。あと1回お付き合いください!