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インターモト、ミラノショーと世界中のバイク業界を挙げての大イベントが終わりホッとしていたところ……唐突にもホンダから面白いニューモデルがリリースされました!
300ccと500ccという比較的小さな排気量で攻めてきた2台について、速報的にお伝えいたしましょう!
レブル(Rebel)シリーズの概要
まずはリリースを要約すると、以下の通りです。
Rebelシリーズのデザインコンセプトは「SIMPLE」、「RAW(未加工の素材)」。主に北米の「ジェネレーションY」と呼ばれる若い世代向けに開発。より多くのユーザーに対応できるよう、同一の車体に排気量の異なるエンジンを搭載。感性を刺激するスタイリングと長く気軽に楽しめるサイズ感のモーターサイクルを目指しました。
カスタムベースとして、また遊び道具として、使って貰う「素材」と考えられていることが読み取れます。
対象の「ジェネレーションY」と明示されているのも面白いところ。アメリカで80~90年代に生まれた世代のことです。
レブル500
スタイリングは、特徴的なフューエルタンク、くびれのあるナロースタイルのフレームボディ、マット&ブラックアウトに徹したパーツにより、タフでCOOLなイメージを表現。
前後タイヤはファット&ワイドサイズ(フロント130 / 90-16、リア150 / 80-16)を採用し、ナロースタイルの車体と相反する存在感を演出。ユーザーの自由な楽しみ方を想起させます。
エンジンは471ccのDOHC直列2気筒。吸排気、FIのセッティングを最適化することで、パルスフィールとスロットルを開ける楽しみを表現しています。
カラーラインアップは、ここまでに掲載した4色展開。価格は5,999ドル(約66万円)です。
レブル300
レブル(Rebel)シリーズの弟分となるのが、こちらの「レブル300」。兄貴と基本プラットフォームを共通とし、吸排気系、FIのセッティングを最適化した286ccのDOHC単気筒エンジンを搭載。パルスフィールとスロットルを開ける楽しさを表現しています。
「レブル300」の価格は4,399ドル(約49万円)となっております。
レブルシリーズの日本導入は……
車両を素材・道具と割り切ったレブル(Rebel)シリーズ。メーカー製カフェレーサーなどは確かに完成度こそ高いものの、なんだかお仕着せ的な感もあります。
そんななか、ユーザーが自由に遊べる「好素材」を提供して来たホンダさん、やっぱ一味違います。
日本への導入は500と250と明記されております! 楽しみな車両の登場ですね、日本でも皆で遊んじゃいましょう!