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外部からの災厄を防ぐ守護神「天下大将軍」と「地下女将軍」というのをご存じだろうか? これは韓国伝統の守護神なのだが、超自然的な神の擬人化が施されているとの情報を掴んだ!
「天下大将軍」ってのはまあなんとなく聞いたことはあるけど「地下女将軍」ってなんだ!? これはベルダンディ的な”女神さまっ”を想像せずにはいられないよなっ!
さっそく高麗神社へ!
この将軍たちは日本全国のあちこちにあるようなのですが、とりあえず目星を付けたのは都内から一時間ちょいの埼玉県日高市の「高麗神社」。ここに地下女将軍がいらっしゃる。
調べてみると高麗神社では年間通してほぼ毎月のように何かしらのイベントが開催されているようです。写真は10月に行われる秋の実りを神様に感謝するお祭りの「高麗神社例祭」の様子。
こちらも高麗神社例祭の様子だが、旋律を奏でる笛の音と共に舞う獅子の姿。これは「獅子狂い(ししっくるい)」と称されるほど激しく勇壮な舞いです。
というわけで、やってきました高麗神社。でもってここが境内の入り口になる「一ノ鳥居」。鳥居をくぐって進めば御社殿や御本殿の方に歩いて行けます。クルマはこのすぐ脇にある駐車場に、二輪は向かいの駐輪場に止めるのが良いでしょう。
その駐車場奥の車祓所(おクルマの安全祈願をする場所)の手前にありましたよ将軍漂の石柱が! 地下女将軍みっけ!! って…想像していた女神さまっとはこれまた随分とかけ離れて過ぎていて、どうにもなんねーぞ。想像の斜め上を行くとはまさにこのことか…。
それはともかく、このトーテムポールのような石柱は「将軍標(しょうぐんひょう)」と呼ばれるもので、朝鮮・韓国の村落に見られる境界標(道祖神)なのだそう。道祖神というのは路傍の神のこと。近世では旅や交通安全の神として信仰されているのでバイク乗りならばここで交通祈願をするが吉。でも”女神さまっ”はこの顔。でもまあ、じっと見ていたらなんか迫力に負けて神々しく思えてくる気がしないでもないっ!
かつて高麗郡が設置されて以来、平成28年(2016年)に1300年を迎える。そのため来年は参拝者も大変な数になるでしょう。建郡1300年とか関係なくシーズンは非常に込むので、今年中に訪れる方がすいているかもしれませんね。しかもバイク乗りなら「こまぐん」のルビにはピクッと来たはずだっ!(ヒント : バリバリ伝説)
<高麗神社へのアクセス>
最寄りのインターチェンジは、圏央道「狭山・日高インターチェンジ」です。
その1 関越道「練馬I.C」→ <鶴ヶ島JCT>圏央道 →「狭山・日高I.C」
その2 圏央道「八王子I.C」→ 「狭山・日高I.C」 圏央道