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北海道と並ぶ、ライダーに人気のツーリングエリアといえば「九州」です。
阿蘇を始めとする絶景山岳ロードや、宮崎県のヤシの木が茂るシーサイドロードなど、九州は海も山も存分に堪能できる場所です。
そんな、九州のツーリングルートの中から、おすすめの場所を5つピックアップして紹介していきます。
ツーリングパラダイス「阿蘇」
九州ツーリングといえば「阿蘇」と言えるほど、絶対外せないツーリングパラダイスです。
阿蘇は周囲約120kmの外輪山に囲まれた、世界最大級の複式火山として有名で、ライダーにとってはワインディングルートの宝庫です。特に「やまなみハイウェイ・ミルクロード・阿蘇パノラマロード」の3つの道は、日本有数の景色が広がる絶景ロードです。
また、阿蘇周辺は観光スポットや温泉、グルメスポットの宝庫なので、とても1日では回りきれないボリュームがあります。
日本のハワイを駆ける「日南フェニックスロード」
宮崎市の市街地から、南へ伸びる国道220号線は「日南フェニックスロード」と呼ばれており、開放的な雰囲気の「日本のハワイ」です。
愛車と共に、南国らしい青々とした海と、ヤシの木が生い茂る道を走れば、心の中から「最高!」と思えるはずです。全体的に道幅が広く、信号も少ないルートのため、ついついアクセルを開けたくなりますが、くれぐれもスピードの出し過ぎには注意しましょう。
日本には数々の海沿いの名道がありますが、その中でもトップクラスのシーサイドロードです。
紅葉シーズンに訪れたい「耶馬渓」
大分県にある「耶馬渓」は、秋の紅葉が美しい渓谷で「日本三大奇勝」のひとつに数えられています。
どこを走っても、美しい紅葉を見る事が出来ますが、おすすめは深耶馬渓エリアにある「一目八景」と、耶馬渓ダムの敷地内にある「溪石園」です。また「青の洞門」や「羅漢寺」などの史跡めぐりも楽しむ事が出来ます。
地球のエネルギーを感じる「桜島」
鹿児島県のシンボル「桜島」は、今でもほぼ毎日噴火している、日本屈指の活火山です。
大隅半島と陸続きの桜島には、バイク(陸路)でも、フェリーでもアクセスが可能で、島をグルっと一周する事ができます。桜島へ向けて走っていると、徐々に迫ってくる桜島と噴煙が、地球のエネルギーを感じさせてくれます。
日本本土最南端の地「佐多岬」
鹿児島県の南端にある「佐多岬」は、日本本土最南端の地です。
北海道の日本最北端「宗谷岬」と対極をなす存在として、ロングツアラーならマストなスポットと言えます。佐多岬までの道は、亜熱帯性の植物が生い茂るトロピカルロードで、途中には無料キャンプ場の「大泊キャンプ場」があります。
佐多岬では、愛車との記念撮影はもちろん「最南端到達証明書」を必ずゲットしておきましょう。
今回のまとめ
九州は火山が多いことから「火の国」とも呼ばれていますが、まさにそれに見合ったダイナミックな道を楽しめる場所です。また、四方を海に囲まれた「海なし県がない」エリアとして、海の道も楽しむ事が出来ます。
もし行ったことがないライダーさんならマスト・ゴーなツアーリング名所です!