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バイクといえども強制保険である自賠責保険は必ず加入しなければならず、加入期間はいつかは切れるので更新手続きをしなければ罰則によって思わぬトラブルにあうおそれがあります。
加入している自賠責保険の代理店によっては更新ハガキが届くこともありますが、どのような手続きをしなければいけないのでしょうか。
今回のコラムでは自賠責保険の更新手続きと必要なポイントについてご紹介いたします。
保険会社の店舗で手続きをする
一番オーソドックスな手続きとしては、加入した保険会社の店舗で手続きをする方法があげられます。
自賠責保険と一口にいっても実は保険を請け負ってくれる会社はさまざまであり、現在加入している保険会社の店舗や支店に直接出向いて手続きをすれば疑問点もなくすぐに済ませられるのです。
代表的な自賠責保険の会社は三井住友海上、損保ジャパン日本興亜、そして東京海上日動などがあげられ、店舗や支店もバラバラなので事前に店舗を調べてから出かけるといいでしょう。
保険会社の店舗や代理店で手続きをする場合は更新ハガキと新たに加入する期間に応じた保険料をご持参のうえ、手続きにお出かけください。
ネットから手続きをする
保険会社によってはネットからの手続きが可能です。ネットからの手続きであれば特にどこかの店舗に出かけたり、現金を持ち歩いて支払いをする必要もないのでスマートな手続きが完了します。
ただしネットから自賠責保険を更新する場合は250cc以下のバイクに限られ、また支払いにはクレジットカードが必要なのでご用意できない場合はネットから手続きができません。
また、自賠責保険は車体に貼り付けるシールが必要ですが、加入した保険会社から自賠責保険のシールが届くまで数日のブランクが開くので、既存の自賠責保険が切れた場合はバイクに乗れない期間も発生するのでギリギリになって更新しない方が賢明でしょう。
コンビニで手続きをする
こちらも250cc以下のバイクに限られますが、コンビニで加入手続きを行えます。
たとえば三井住友海上の自賠責保険であればセブンイレブンで、東京海上日動であればローソンとファミリーマートの端末やマルチコピー機から簡単に手続きができるのです。
コンビニからの手続きであればレジで自賠責保険のしおりと自賠責保険のシールをその場でもらえるので、ブランクがあくリスクもなく当日から新たな自賠責保険のもと運転ができるようになります。
もし、現在加入している自賠責保険の会社がコンビニに対応していない場合でも、同じ保険会社で更新をする義務はなく、別の保険会社が展開する自賠責保険に入り直しても問題はありません。
この場合は更新ではなく新規の加入となりますが、自賠責保険には更新による割引や任意保険のような等級制度はないので、どこの保険会社に入り直しても結果は変わらないのでご安心ください。
まとめ
自賠責保険の更新ハガキが届いたら保険会社の店舗やネットからの更新、またはコンビニで加入し直すなど3つの手続きをする必要があります。
ただし排気量によってはネットやコンビニから手続きができないものもあり、「コンビニで手続きできるんだ、じゃあ更新はギリギリでもいいか」なんて思っていると予想外の事態に繋がるためギリギリの更新だけはしないようにしましょう。
自賠責保険の手続きは面倒ではありますが最低でも1年に1回の更新で済むので、更新ハガキが届いたらぜひ忘れないうちに早めに手続きを始めてみてはいかがでしょうか。