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5年もしくは3年毎に来る免許の更新ですが、違反履歴があるかどうかによって更新手続きの内容も変化します。
「罰金払えばいいんでしょ!」なんて開き直っていると、面倒なことになりますよ。
優良運転者は講習30分で済む
まず優良運転者、いわゆるゴールド免許の更新案内がきた場合ですが、非常にシンプルで30分間の講習を受けるだけで終了します。
具体的にお伝えすると、道路交通法や運転マナーといった基礎的な交通ルールに関する映像を見るのですが、文字どおり映像を30分ほど見るのみです。会場が免許センターや試験会場であればそのまま新しい免許を交付まで済ませます。
受付書類がちょっと煩雑だったり、視力検査で時間は取られるものの、それでも1時間程度でOKという気楽さです。
違反者講習は2時間も拘束される
しかし、違反者ともなるとそうはいきません。優良者講習と違って、2時間ほどの講習を受ける必要があります。
優良者講習と同様に30分は交通ルールに関する映像を、違反者の場合はさらに運転に際しての心構えを30分ほど、そして残りの1時間では交通事故や交通違反に関する内容を教官から説かれます。
違反が多いと別の講習も受講しなければならない
さらに違反点数が6点以上になると、更新手続き以前に違反者講習に別途参加しなければいけません。しかも9,000円か1万4,000円のコースを選んで支払う必要があります。免許更新とは違って違反者講習では座学にプラスして実車に乗って指導を受けるか、ボランティア活動への参加を義務付けられます。
コースによってはボランティア活動が含まれているので、交通ルールを守らなかったことで社会に迷惑をかけた償いをさせる意味合いも込められているのでしょう。
いずれにしても違反なんてしない方がなにより。安全にクルマやバイクを楽しみましょう。