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バイクという乗り物はクルマと比べれば、ある程度手がかかる乗り物です。メンテナンスを馴染みのバイクショップに全て任せてしまうのもありですが、ライダー自身で出来ることは意外と沢山あります。自分で手を入れると愛車への親しみがますます湧きますし、やらない手はありません。
今回はその中でも、頻度よくやるのは難しいとしても、月イチで出来る最低限のメンテナンスを紹介していきます!
タイヤの空気圧をチェックする・調整する
ライダーが月イチで手軽に出来るメンテナンスとして代表的なものが「タイヤの空気圧チェックと調整」です。
空気圧をチェックしたり調整する為に「空気入れと空気圧計(一緒になっているものもある)」が必要にはなりますが、どちらもホームセンターやAmazonなどで安価で手に入れる事が出来ます。
タイヤの空気は自然に抜けていくものなので、愛車の規定空気圧より抜けていたら補充をしてあげましょう!
タイヤの空気圧が低いと、路面との設置面が増えてしまうので、抵抗が増えて燃費が悪くなったり、釘やガラスなどが刺さるリスクが増えてしまうので注意が必要です。
エンジンオイルの量をチェックする
最近のバイクは滅多にエンジンオイルが減ることはありませんが、それでも月イチでオイルの量をチェックしておくと安心です。
エンジンオイル量のチェック方法は車種によりますが、バイクを垂直にした状態でオイル点検窓を覗くのが一般的です。点検窓の中の「LOWER(下の線)・UPPER(上の線)」の間にオイルがあれば問題ありません。
万が一オイル量が少ない場合は(LOWERより低い位置)、自分でオイル交換が出来る場合はオイル交換(補充)を、出来ない場合はバイクショップに相談をしましょう。間違ってもオイル量が少ない状態で走行してはいけません(最悪エンジンが壊れます)。
愛車の洗車をしてあげる
愛車の洗車をすることは、実は立派なバイクのメンテナンスです!何故なら洗車をすることにより、汚れで見えなかった傷や不具合を発見する事が出来たりするからです。
また、定期的に洗車をすることによって、愛車の錆を防止する効果もあるので、愛車を労う意味でも月イチで洗車をしてあげる事をオススメします。
なお、賃貸など自宅で洗車するのが難しい環境であれば、最近ではバイク用品店に洗車場が併設されている場合があるので、そういった場所を有効活用しましょう。
各部のグリスアップをする
上記の洗車とセットで行いたいメンテナンスが、車体各部のグリスアップです!特にサイドスタンドやステップ周りは、定期的にグリスアップをしないと動きが渋くなりがちです。
他にはクラッチやブレーキレバー、チェンジペダル周りも定期的なグリスアップをオススメします(グリスは必ずバイク専用品を使いましょう)
チェーンの給油と張り具合をチェックする
バイクのチェーンは定期的なメンテナンスが必要な代表格で、月イチで給油をしてあげる事はもちろん、雨天走行後も必ず給油する事を心がけましょう。
また、チェーンの張り具合も月イチでチェックするべき項目で、愛車規定の張り具合をオーバーしている場合は、自分で調整するかバイクショップに持ち込んで調整をお願いしましょう。
チェーンは定期的な給油と張り具合チェックを心がける事によって、寿命が飛躍的にアップするので、結果として財布にも優しい1粒で2度美味しいメンテナンスと言えます。
今回のまとめ
バイクは純粋に乗る事が楽しい乗り物ですが、メンテナンスする事もまた楽しい乗り物です!
まずは月イチで出来るところから始めてみましょう、慣れてきた事にはすっかり「メンテナンス沼」にはまっているかもしれません。