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何年も昔から言われている「酒とタバコとバイクと女」という謎のフレーズ。バイクが好きな人はお酒好きで愛煙家で女性も大好きな人の確率が高いという揶揄、またはそれら全てを愛することがカッコイイという格言のようなものですが、はたして現代の若者ライダーにも当てはまるのでしょうか。ちなみにforRideの読者層で最も厚いのが40〜50代の方々ですので、当てはまっている方も多いことでしょう。30代の筆者もバッチリ当てはまっています。
さて、今回はそんなお酒好きライダーに向けて、贈答用・コレクション用にもぴったりの「バイクがモチーフのお酒」をご紹介いたします。
鈴鹿サーキットオフィシャル日本酒「鈴鹿川:颯爽」
鈴鹿唯一の蔵元である清水清三郎商店(清水醸造)と鈴鹿サーキットのコラボ日本酒、それがこちらの「鈴鹿川:颯爽(純米酒)」です。落ち着いたお米の味わいが感じられる中辛口のお酒です。
なお、他にもクルマ向けの「軌(吟醸酒)」「轟(純米吟醸)」という銘柄もありますが、ラベルが四輪ですので今回は「颯爽」だけ取り上げました。
ハーレー好きのための焼酎「鉄馬」
鹿児島県薩摩川内にある蔵元オガタマ酒造が作った芋焼酎「鉄馬」。2011年にモンドセレクション金賞も受賞しているため味もお墨付き!
歳月をかけ熟成された芋焼酎の古酒を樽貯蔵した「鉄馬」は、ハーレーらしくややスモーキーな香りが特徴的です。ハーレーに乗っている上司への贈答用などにピッタリですね。
なお、名前の響き的には「鍛高譚(たんたかたん)」の方がハーレーのエキゾーストノートに似ているなと思うのは筆者だけではないはず。
ラベルからも並々ならぬこだわりを感じる酒粕焼酎「4-STROKE」
キャンプツーリングの時を想定して作られたであろう酒粕焼酎「山本 4-STROKE」。蔵元は白瀑 山本合名会社で、6代目の蔵元山本友文氏によって造られています。ちなみに「酒粕焼酎(粕取り焼酎)」とは、日本酒を造るときに出る酒粕を蒸留して造られる焼酎のことです。
ラベルには、テント、ヘルメット、山、焚き火といったキャンプのデザイン要素がふんだんに盛り込まれており、ボトルコレクションとして部屋に飾ってもカッコ良さそうです。なお、デザインはハーレーダビッドソン秋田の店長さんによるデザインとのこと。
ちょっとファンシーなラベルの濃醇純米生原酒「ride?」
シングルバイクの上にタヌキ仁王立ちのラベルが可愛い濃醇純米生原酒「ride?」。蔵元は山口県岩国市にある酒井酒造で、もちろん杜氏の仲間氏もバイク乗りです。きめ細やかで繊細なのど越しと、まろやかで上品な甘みがクセになる逸品です。
ビンテージハーレーパーツを漬け込んだジン「ARCHAEOLOGIST」
https://forride.jp/motorcycle/harley-gin
こちらがEHINGER KRAFTRADの造った(正確にはプロデュースした)ジン「ARCHAEOLOGIST」。
ジン=スピリットの中に、ハーレーの魂(スピリット)を漬け込んじゃおう!という謎アイデア。正直なところ飲みたくはないですが、インテリアとしてはカッコ良さそう。
いかがだったでしょうか。まだまだ他にもバイク系のお酒があるかと思いますが、今回は代表的なものをご紹介いたしました。
「本田」「山葉」、はたまた「忍者」「刀」など、そんなラベルのお酒があったら、贈答用やコレクションとしてさらに需要がありそうですよね。実際に筆者が欲しいです。笑