この記事の目次
バイクで走るべき道が、数多く存在するのが「長野県」です。
日本の山岳エリアの中心的な場所で、魅力的なワインディングルートが沢山あります。また、首都圏からのアクセスが良好で、高速道路を使えば「週末日帰りツーリング」も可能です。
今度の週末に行きたくなる、長野県のおすすめツーリングスポットを紹介していきます。
日本屈指の絶景ワインディングロード「ビーナスライン」
長野県の茅野市本から、標高約2,000メートルの美ヶ原高原へと抜ける、日本屈指の絶景ワインディングロードが「ビーナスライン」です。
総延長76kmにも及ぶ、走りごたえが抜群の道で、目まぐるしく変化する美しい風景に心が奪われます。ハイライトは霧ヶ峰から車山高原に広がる景色で、夏はニッコウキスゲなどの高山植物が咲き乱れます。
中高速コーナーからヘアピンカーブが連続する区間まで、気持ちの良いコーナーがライダーを待っています。
国道を逸れると一気にタイムスリップ「海野宿」
長野県東御市の「国道141号線」を逸れると、突如現れる流情緒溢れる街並みが「海野宿」です。
江戸時代に「北国街道」の宿場町として栄えた場所で、そのメインストリートをバイクで走ることが出来ます。気に入った場所に愛車を停めて写真を撮れば、必ず「映える写真」を撮ることが出来ます。
なお、海野宿の道は多くの観光客が歩いているので、くれぐれも運転マナーには気をつけましょう(あくまで歩行者優先です)
国道最高所を走る「滋賀草津道路」
標高2,172メートルの、国道最高所「渋峠」を走るワインディングロードが「滋賀草津道路」です。
群馬県の草津温泉と、長野県の志賀高原を結ぶ「国道292号線」が滋賀草津道路で、ビーナスラインと並ぶ日本屈指の名道として、ライダーに大人気の道です。渋峠には「日本国道最高地点・標高2,172m」の碑があるので、ここで愛車と記念撮影をするのがライダーの定番です。
国道で2番目に高い峠「麦草峠」
滋賀草津道路の「渋峠」に次ぐ、国道で2番目に高い場所にある峠が「麦草峠」です。
国道299号線(通称メルヘン街道)にある、標高2,127メートルの峠で、全体的に急勾配・急カーブが続くテクニカルなワインディングロードになっています。中には道幅が急に狭くなる箇所もあるので、くれぐれもスピードを出さずに、のんびりと景色を楽しみながら走りましょう。
目の覚めるような絶景山岳リゾート「上高地」
長野県松本市の西にある「上高地」は、日本離れした絶景が広がる、山岳リゾートエリアです。
松本市内からバイクで上高地へ行く場合は、残念ながら途中にある「沢渡(さわんど)駐車場」に愛車を停め、そこから専用シャトルバスで現地へ向かうことになりますが、たまにはバイクを降りてのハイキングも楽しいものです。
上高地は歩きやすいハイキングコースなので、体力に自信のないライダーでも、目の覚めるような絶景を楽しむことが出来ます。
今回のまとめ
ライダーなら、長野県はぜひ一度は訪れて欲しい場所です。
愛車とワインディングロードを走り抜け、その先にある絶景を堪能しましょう。