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単なる移動手段としてではなく、今やファッションの一環としてお洒落な自転車に乗る人達が年々増加している昨今。そんな中、ひと際注目を集めているジャンルこそが、ここで紹介する”オールドスクールBMX”だ。
オールドスクールBMXとは?
では、オールドスクールBMXがどのようなジャンルなのかというと、簡単に言えば1990年代以前に製作されたビンテージモノを指している。近代的な角張ったフォルムと違い、丸みを帯びた流麗なシルエットが特徴となっている。マニアックなポイントとしてはデザイニングが施されているラグや、味わいのあるロウ付け製法。そして、当時では高価な素材だったアルミやモリブデンを採用していなかったため、少し重みのある鉄フレームなど。いずれにしても、なんとも味わい深いものである。
分かりやすくメジャーなメーカーで言えば「SCHWINN(シュウィン)」、「Mongoose(マングース)」、「RED LINE(レッドライン)」…などが挙げられる。また、1982年に大ヒットした映画『E.T.』で主人公のエリオットが乗っていたBMXも、もはやオールドスクールBMXと呼んでいいだろう。メーカーは何と日本が誇るメーカー「KUWAHARA」なのだ。
ビンテージBMXと言えば中目黒に店を構える「SCREAMIN’ WHEELS」
目黒駅より徒歩分程の場所に店を構えるスクリーミンウィールズ。雰囲気溢れる店内には、オールドスクール好きを唸らせるマニアックなパーツがところ狭しと陳列されており、初心者でも胸が高鳴ること間違い無しといった空間が広がっている。
そんな同店では70~80年代を基調としたオールドスクールBMXを中心とし、自転車以外にはスケボーやアパレルなど、当時のアメリカンカルチャーが息づく、男心くすぐるアイテムが取り揃えられている。豊富なパーツの数はもちろんのこと、オーナーの井上さんが親切・丁寧に対応してくれるので、ビンテージのBMXをお探しの方は、是非ともスクリーミンウィールズでの購入をお勧めする。