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カーボンニュートラル実現に向けた取り組みと、コロナ禍によって移動方法の見直しを検討するユーザーへの提案として、ここ数年で様々な電動パーソナルモビリティが誕生していますが、最近はカーゴバイクのリリースが目立っていますね。
そこで今回forRide編集部が注目したのが、フィンランド北部で誕生した電動カーゴバイク「Ouca」です。
重たい荷物から人間にいたるまで、様々なモノをラクラク運ぶことができる大容量積載の電動カーゴバイクOucaを見ていきましょう!
Oucaは運搬に適した究極の電動モビリティ
Oucaのカーゴバイクは、荷物の運搬や移動に最適かつ効率的で、環境にやさしいソリューションです。重い荷物を積載しても頑丈なフレームとタイヤによって、悪路や段差でも耐えられるように設計されています。
ロングホイールベースで低重心設計の高剛性フレームとファットタイヤ、そしてフロントドアとライトを搭載した570Lのカーゴポッドが特徴のOucaは、モデルやオプションによって異なりますが、ライダー(漕ぎ手)を除く最大積載量は驚異の最大255kgまで積載することが可能となっています。
また、見た目以上に操縦性にも優れており、カーブも自転車同様スムーズに曲がることができます。
なかなかに巨大なカーゴポッドであるがゆえに、取り回しが困難かと思いきや、バックギアが標準で装備されているので、クルマのように自在に方向転換も行えます。
オプションパーツで使い方無限大!
荷物を風雨から守りたい時は、オプションでカーゴポッドにリッド(蓋)を装着することで、中身をしっかりと守ることができます。
また、リッドを取り付けることで、300Lもの追加スペースが確保され、カーゴポッドの容量は870Lにまで増加します。しかもオプションのリアキャリアを追加すれば、さらに積載容量を増やすこともできます。なお、カーゴポッドの積載量は標準で180kg。オプションのリアキャリアを装着することで、75kgの積載が可能となり、合計で255kgまで荷物を乗せることが可能です。
そして、荷室は完全にフラットフロアにすることができ、荷物棚で仕切れば配送にも最適と言えましょう。
オプションのリッド以外にも、こちらのパイプワークも存在し、強度を高めるほか、アイデア次第ではさまざまな使い方ができるのではないでしょうか。見た目もアウトドアカスタムで用いられるハードカーゴを思わせる、オシャレな雰囲気が素敵!
極めつけのオプションとしては、カーゴポッド内に装着できるシートも用意されているのです!これを使えば最大で子ども8人、または大人1人と子供3人が座ることができます。日本での活用はなかなか厳しいかもしれませんが、広大なリゾートホテルなどでの送迎用であったり、ゴルフカートの代用などにも使えそうですね。
Oucaの詳しいスペックに関しては、2022年の7月13日(水)に開催される「EUROBIKE 2022」で発表予定とのことなので、気になる方は公式サイトをご確認ください。