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ここ十数年、バイクを駐輪するという事を考えてからバイクに乗らなくてはいけなくなったような気がします。車のように駐車場を探して駐車してという事を気にする事なく、迷惑にならない場所に停めておけばなんて気軽に乗れたのは10年以上も前の話。
バイクの駐車違反の取り締まりが強化され、いわゆるその辺に駐輪する事ができなくなりました。都心に行けばコンビニすら駐車場が無い事も多く、バイクを駐輪するにも苦労する事が多いと思います。今回は、都心でどこにバイクを駐輪する?をテーマにしたいと思います。
バイクで都心に遊びに行った!さてバイクはどこに駐車する?
そりゃあ、駐輪場でしょ!と思うかもしれませんが、バイクましてや大型などを停められる駐輪場はとても少ないというのが現状です。50cc以下のバイクなら自転車の駐輪場に駐輪する事も可能ですが、大型バイクなどは自転車の駐輪場に駐輪するのは不可能です。
自動二輪専用の駐輪場がある大型駐車場も最近では増えてきました。羽田空港などにも自動二輪専用の駐輪場があり、料金も上限設定があり24時間500円ほどで利用できます。たまたま自動二輪専用の駐輪場がある場所に行く事があれば良いのですが、そんなに多くは存在しませんので、事前チェックなどが必要となってきます。
自動二輪専用の駐輪場が無い場合は、やはり車の駐車場に停めるのが良いでしょう。
車用の駐車場にバイクを駐輪しても大丈夫?
先述した通り、50cc以下のバイクについては駐車場ではなく駐輪場に駐輪できますが、それ以上の排気量のバイクは、基本的には駐輪場への駐輪ができません。法律上は、125cc以上のバイクは自動車扱いとなるので、駐車場への駐輪は可能となります。しかし消防法の観点などから駐車場を使用する事を断られる場合もあります。
屋外の駐車場などは、その傾向が強く係員や警備員に駐輪場に移動を促される場合もあると思います。トラブルを避ける為にも、係員や警備員の指示に従っておく事をおすすめします。筆者も経験がありますが、バイクを邪魔に思ってなのか「バイクは駐車場にとめるんじゃないよ!駐輪場にとめろ!」なんて事を言うドライバーも存在します。言われっ放しも悔しい所ですが、この手のドライバーとのトラブルは避けたいものですね。
パーキング・メーターやパーキング・チケットはバイクでも使えるの?
結論から言うと、使えます。ただし注意点がいくつかあります。各都道府県により異なりますので、注意が必要です。
- 1つの枠にバイクは1台
- 駐車枠内の左側に駐車して必ずハンドルロックをする事(一方通行で右側に設置されている場合は右側)
- パーキングメーターがバイクを感知できる場所に駐車する事
- 手数料を納入したら、領収証は必ず保管しておく事
- パーキング・チケットは見やすい場所に掲示する事(フューエルタンクなど)
- 決められた時間内にバイクを移動する事
この点を守れば、パーキング・メーターやパーキング・チケットを使用しバイクを駐車する事ができます。時間はだいたいが60分の所が多いので、長時間の駐車にも向いていませんが上手く使えば、とても便利なパーキング・メーターとパーキング・チケット。ちょっとした買い物なら便利に使えます。
広いスペースがもったいないからと2台、3台とバイクを駐車してしまうと駐車違反の対象となってしますので必ず1つのスペースにバイク1台の駐車を守ってくださいね。
最後に
いつの時代も自由の象徴でありたいバイク。自由なバイクでどこへでも行きたいですね。まだまだ日本のバイク駐輪事情は良いとは言えませんが、今後良い方向へ向かってくれる事を期待しましょう!