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クルマの場合は、免許を取得してから通算1年未満においてクルマを運転する場合、必ず初心運転者標識(初心者マーク)を車体の前後かつ定められた位置に貼り付けることが義務付けられています。では、バイクの場合はどうなのでしょうか?
今回は、そんな素朴な疑問についてご説明いたします。
クルマのように表示義務はあるのか?
まずはクルマの場合は初心者マークの表示義務があるため、免許取得から通算1年未満で初心者マークを付けずに走行すると初心者標識表示義務違反となり、違反点数1点と4,000円の反則金を支払うことになります。
また、初心者マークの表示位置も明確に定められており、地上から0.4m以上1.2m以下の見やすい位置で、車体の前後に貼ることとされています。
しかし、車体サイズや車高がまちまちなバイクの場合、表示位置のルールはかなり厳しいですよね?しかも、車種によってはそもそも貼る場所を確保できないケースもありますし……。ということで、結論から先に申しますと、バイクには初心者マークの表示義務はありません。
バイク用初心者マークは購入可能
バイクに表示義務がないことは分かりましたが、教習所でバイク免許を取得する際に路上教習のカリキュラムが無いため、初心者にとっては免許取得後すぐに公道デビューするのは非常に勇気がいりますよね。そこで、どうにかして自分が初心者であることを周囲のドライバーにも認識してもらいたいもの。そんな新米ライダーのためのお守りグッズとして、バイクやヘルメットにも貼れる小さなサイズの初心者マークステッカーが通販サイトやバイク用品店などで販売されています。
小さいサイズの初心者マークは、ステッカータイプやマグネットタイプ、バッジタイプやライセンスボルトと一緒に裏留めで固定できるタイプなど、様々なアイテムが販売されています。また、中にはバックパックなどに貼り付けている人もいますので、自分のスタイルに合った初心者マークを探してみましょう!
初心者マークを表示する際の注意点
2o21年10月からナンバープレートの表示基準が厳格化したため、ナンバープレート自体に初心者マークステッカーを貼り付けるのは禁止ですのでご注意ください。
安心を買う意味で取り付けた方がいい!
バイク乗車時に初心者マークを付けるか否かは個人の自由ですが、自分が初心者ライダーであることを周囲に認識させることに、何も悪いことはありません。また、自身の安全を守るための安心材料になるのであれば是非とも付けることをオススメします。安心・安全なバイクライフを楽しみましょう!