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ホンダの”レブルシリーズ”は北米で華々しく発表されましたが、その人気はグローバルに広がっています。2021年のヨーロッパにおいて「CMX500 レブル」 は最も売れたカスタムスタイルのモーターサイクルとなっています。
そんな、レブルシリーズの長兄「レブル1100」に魅力的なバリエーションモデル「レブル1100 T」が追加されました!
「レブル1100T」はレブル1100のバリエーションモデル!
2023年モデルとして新たに「レブル1100」のバリエーションモデルとして加わる「レブル1100T」がこちらです。「レブル1100」をベースに、昨今人気の高まりをみせるバガースタイル化が図られています。スタイリッシュなハーフフェアリングやサイドパニアが特徴的ですね!
ベースとされた「レブル1100」はご覧のようなシンプルなエクステリアが特徴のクルーザーモデルです。搭載するエンジンは総排気量1,082ccの水冷直列2気筒で、最高出力は87kW / 7,000rpmと、このジャンルのモデルとしては充分にパワフルです。アフリカツインに搭載されているエンジンと言えば、その性能はご理解いただけることでしょう。
ユニカムバルブトレインとクランクケース内蔵のオイルタンク式ドライサンプ構造を採用してマスの集中化を実現し、バルブタイミングの最適化などにより力強いエンジンの鼓動と走破性を楽しめる仕様とされています。
車体構成や機能パーツは奇をてらわずシンプルかつスタイリッシュに徹しています。
充分な容量を確保したサイドパニアに注目!
新たに登場した「レブル1100 T」はサイドパニアとハーフフェアリングの搭載によりイメージがガラっと変わっています。全長と全高の数値は「レブル1100」とほぼ変わらないのですが、ロー&ロングフォルムはカスタムバイクの雰囲気すら漂わせるようになりました。
この追加装備により、クルーザーからツーリングバイクへと進化を遂げたことも見逃せないポイントと言えましょう!
装備されたサイドパニアの容量は右側が16L、左側が19Lとなっており、合計で35Lもの容量を確保しています。工具や雨具、ショートツーリングの荷物などであれば充分の広さといえましょう。
これまでレブル1100用純正アクセサリーとしてナイロン製バッグがラインアップされていましたが、やはりサイドパニアはカチッとしたボックスタイプがイマドキですね。
「レブル1100T」のハーフフェアリングはスマートデザイン!
実は「レブル1100」用純正アクセサリーとしてご覧のようなハーフフェアリングがラインアップされていました。
そして今回標準装備されたハーフフェアリングがこちらです。両者を見比べてみれば「レブル1100T」のハーフフェアリングの方がよりシャープでスマートなデザインです。スタイリッシュなバガーとしてパッケージ化されていることが分かりますね。ちなみに「レブル1100T」のカラーはここまでに掲載してきたガンメタルブラックメタリック1色のみとされています。
また、気になる価格は131万4,500円(税込)で「レブル1100」の113万8,500円(税込)と比較すると17万6,000円アップしていますが、ハーフフェアリングやサイドパニアを有してこの価格に抑えられているのはありがたいですね。
ツーリングを楽しませてくれる「レブル1100T」にご興味を持たれた方は、ホンダの公式サイトまたはお近くの正規販売店にてご確認ください。
「レブル1100T」のスペック
エンジン型式 | 水冷4ストロークOHC(ユニカム) 直列2気筒 |
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排気量 | 1,082cc |
最高出力 | 87kW/ 7,000rpm |
最大トルク | 98Nm / 4,750rpm |
車両重量 | 238kg(DCT仕様は248kg) |
全長×全幅×全高(mm) | 2,240×850×1,180 |
最低地上高(mm) | 120 |
シート高(mm) | 700 |
変速機 | 6速 |
燃料タンク容量 | 13L |
タイヤサイズ | 前:130/70B18M/C 63H、後:180/65B16M/C 81H |
カラー | ガンメタルブラックメタリック |
価格(税込) | 131万4,500円(税込) |