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世界で最も古いバイクメーカー、ロイヤルエンフィールド。発祥はイギリスで、最初にバイクを作ったのはなんと19世紀、1901年だ。主に、単気筒やツインのバイクを製造。第2次世界大戦では軍用車両も作っていたが、1970年にイギリス本社が倒産。現在は、元々工場だったインドの会社で生産が続けられている。ラインアップには、伝統が息づいたクラシカルなモデルがずらり。ビンテージテイストが好きな人には、たまらないバイクばかりだ。
ラインアップには伝統が息づいたクラシカルなモデルがずらり
そんなロイヤルエンフィールドの中で、最も人気が高いモデルのひとつ「コンチネンタルGT(Continental GT)」のニューカラーが、2016年3月25日〜3月27日に東京ビッグサイトで開催された「第43回 東京モーターサイクルショー2016」に出展。そのベールを脱いだので、紹介しよう。
グリーン×ブラウンがシック!
ロイヤルエンフィールドと同様、カフェレーサーもイギリスが発祥。そんな伝統のスタイルを受け継いだモデルが「コンチネンタルGT」だ。冷却フィンが美しい535cc空冷シングルエンジンを、ツイン・ダウンチューブ・クレードルフレームに搭載。ロングタンクやシングルシートなど、スタイリッシュな装備が光るバイクだ。
2016年ニューカラーはGTグリーン
深みがあるブリティッシュグリーンで、1番の特徴であるフューエルタンクやサイドカバーなどに配色。また、シートもダークブラウンのレザータイプを採用。絶妙なカラーコーデを魅せている。「なんで、今までこの色なかったの?」と思えるほどのマッチングぶり。従来からあるレッドやブラックなどもいいが、よりこのバイクに合っているカラーだといえるだろう。なお、価格は87万9,000円だ。
ベーシックな「ブリット」にもグレーの新色
ロイヤルエンフィールドの100年以上の歴史を代表するベーシックなモデルが「ブリット(Bullet)」。なにせ、第1次世界大戦でイギリス軍に配備されたモデルで、現行ラインアップにも残っているという希有なバイクだ。現在のモデルは「ブリット500EFI」。スタイルはほぼそのままに、EFI採用の499cc空冷シングルを搭載。インド軍の主力モデルにもなっている。
「ブリット」の2016ニューカラーはマーシュグレー
そんな「ブレット」の2016年新色は、マーシュグレー。メッキ処理されたクランクケースカバーやダウンタイプマフラーなどによくマッチし、ビンテージ感がさらにアップするカラーを採用している。こちらの価格は75万9,000円だ。
長い年月を経て、熟成を続けるメーカーとそのモデルたち
長い年月を経て、熟成を続けるメーカーとそのモデルたち。その現車を間近で見られるというのも、こういったショーの醍醐味だ。