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新型コロナの影響も落ち着いてきたとはいえ、まだまだ3密はさけたいところ。免許の取得も2日で済むことも相まって、通勤・通学の手段として十分なパワーを持った125ccスクーターが注目を集めています。
しかし国内モデルのラインアップを見渡してみても、概ね30万円台が大半。中国生産のスズキ「アドレス125」や台湾生産のヤマハ「アクシスZ」といった25万円弱の手頃なモデルもありますが、できればもう少し選択肢が欲しいところです。
そんなときはASEANモデルを検討してみましょう。中でもホンダの海外拠点の一つ、中国の新大洲ホンダが製造する「RX125FI STD」はスポーティなデザインでありながら、高級モデルにしかない装備も兼ね備えたプレミアムスクーター。しかも車両価格はたったの20万9,000円と、とんでもないコスパの良さなんです。
とても20万円ちょいとは思えない作り込み
「どうせ安かろう悪かろうなんでしょう?」と思うなかれ。すでに外観からしてかなりこだわって作られていることがわかります。精悍なデザインのデュアルヘッドライトはLEDバルブ搭載ですし、カウルの造形はかなりアグレッシブです。
ワイドな座り心地のいいシートに、足の位置を自由に変えやすいフラットなフロアボードと乗りやすさも確保。メーターにいたっては視認性のいい大型のデジタルタイプと、むしろ高級感すら漂っています。
エンジンは125ccクラスのスクーターとしては標準的な空冷4サイクル単気筒。最高出力は10psと若干抑え気味ですが、スポーツスクーターといえる程度にはきちんとパワーが確保されています。トルクも10.3N・mと十分ですし、燃料供給はFIと国内モデルと比べても見劣りしません。
考えてみれば、ライバルとなるアドレス125やアクシスZをはじめとして、大半のスクーターがASEANモデルなわけですし、今更中国製だからといって品質を心配しすぎるのは野暮ってものです。
キーレスに盗難防止アラームまでついちゃう
しかも驚くことに、国内モデルですら採用例の少ないスマートキーシステムが標準搭載されています。これでもうキーの抜き忘れやエンジンの切り忘れなんてことはまずなくなります。エンジンの始動だってハンドル下のイグニッションスイッチを押して右側にかちっと回すだけという手軽さ。
アンサーバック機能が搭載されているのもうれしいポイント。広い駐車場で「どこに置いたっけ?」なんてときでもすぐ愛車を見つけることができます。
さらにさらに、盗難防止アラームに、今や欠かせないUSB電源も標準装備といたれりつくせり。これで21万もしないなんてズルすぎない!?
ちょっとスクーターデビューしてみようかななんて人はもちろん、2台目の足としてもオススメのRX125FI STDはバイク館SOXで販売中。ぜひその目で中華バイクの躍進を確かめてみてください。
新大洲ホンダ RX125FI STDの主要諸元
全長×全幅×全高:1,737×692×1,120mm
最低地上高:132mm
シート高:780mm
車両重量:111kg
エンジン型式:空冷4サイクル単気筒
総排気量:124.9cc
最高出力:9.34ps/7,500rpm
最大トルク:10.3N・m/6,000rpm
変速機:オートマチック
燃料タンク容量:6.4L
タイヤサイズ:前100/90-10 / 後 100/90-10
価格:20万9,000円(税込)