原付などの250cc以下のバイクを人に譲り渡す時、どのようにすればいいか?
やり方は簡単なので、オークションなどで原付・原付二種を売ろうとしている人は覚えてくといいでしょう。
普通自動車のように陸運局ではなく、原付・原付二種に関しては市役所など市町村の担当管轄で各種手続きをするのですが、その時に忘れてはいけないのが「標識交付証明書(いわゆる車両に対する書類)」、「ナンバープレート」、それとハンコ。あとは本人確認用として運転免許証となる。
廃車手続き時に書くことになるのが「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」。この用紙は受付に行けば置いてあるのだが、分からなければ受付の人に聞けば出して貰える。
記入した「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」、「標識交付証明書」、それに「ナンバープレート」を受付に出せば廃車手続きは数分で終了だ。
廃車が完了すると「軽自動車税廃車申告受付書(いわゆる廃車書)」が貰える。これを次に車両を譲り渡す人に一緒に渡せば、次の人がこの書類を持って登録しに行くことが出来るようになる。
廃車書が譲渡証明書と兼用になっている場合は、譲り渡す人がこの欄に住所・氏名を書いてハンコを押しておくと次の人がスムーズに登録できるだろう。
廃車書が譲渡証明書と兼用になっておらず、譲渡証明書を別に必要とする場合は、譲渡証明書に記入&ハンコを押しておけば万事OK。
なお、この譲渡証明書は全ての欄を譲り渡す人が書かなければならないので覚えておこう。なお、譲渡証明書はある程度定められた様式であれば使えるので、ウェブサイトからダウンロードしてプリントアウトしたものでも問題なし。
なお、まだ自賠責保険が残っている場合には今回のように廃車手続きを行うことで、現在の契約を解除して他の保険に入っていない車両に移し替えたり、返金も可能だ。但し、残された日数が日割りで全額返ってくるワケではないのでご注意いただきたい。
保険の手続きは当然ながらご加入の保険屋さんに連絡したり直接行かなければ手続きが行われない。これはこれで面倒だったりするが、時間と手間をかければ多少なりともお得になるので、是非試してみていただきたい。