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チョッパーバイクにおいて最も重要なパーツの一つであるシート。自分の尻を預けるだけでなく、安定したライディングを保つためにも重要な役割を果たす。そんなシートだが、ここ最近は斬新で新しいカタチのシートをあまり見かけなくなったように感じる。
そこで、これからは昔ながらのシートが再び脚光を浴びるのではないかと考え、かつて人気を博していたシートの中から、2016年に流行りそうなシートのランキングを予想してみることにした。
7位:シングルシート
その名の通り「一人乗り」を意味するシングルシート。シンプル且つスタイリッシュな見た目はもちろんのこと、様々なスタイルにマッチすることで多くのユーザーに愛されたシートなのだ。
6位:セミダブルシート
シグルシートよりも若干長めに作られており、乗り手の着座位置が自由に選択できる優れたシート。気合いを入れれば2人乗りできるが、基本的には1人乗り用だ。特に、男同士でタンデムする場合は非常に密着するため、変な空気が流れる。
5位:カウル付きシート
シートとリアフェンダーが一体型のシート、つまりはカフェシートなどのことを指す。SRやスポーツスターなどを中心に、レーサースタイルに仕上げる際はこぞって選ばれるシートだ。
4位:シングル&ピリオン
ライダーとパッセンジャー(後ろに乗る人)のシートが分かれている高級感溢れるシート。タンデムをしない時は取り外すことでシングルシートになるほか、ビンテージルックな見た目が人気を集めた。ラペラなどのメーカーが再加熱する予感。
3位:コブラシート
フェンダーとフレームにぴったりと沿った形状が特徴的なコブラシートは、真上から見た時にコブラに似ていることからこの名が付けられた。見た目だけではなく、足付き性も良くなるので一石二鳥だ。
70年代の当時モノで、メーカー不明のコブラシートが多数出回っているため、ビンテージシートでありながら比較的安価に手に入れることができる。
2位:キング&クイーンシート
70年代のアメリカで流行ったロングフォークチョッパースタイルの定番シート。豪華で乗り心地が良いことから、王様と王妃様が座るシートという意味が付けられている。見た目的には旧車會の”ソレ”と同じだが、このチョッパー用シートがルーツ。
このシートであれば、AEEなどのビンテージシートをチョイスしたい。
1位:サドルシート(ソロシート)
とはいえ、やはり人気ナンバーワンのシートと言えば、いわずと知れたサドルシートではないだろうか。最近ではあまりみかけなくなったが、お手頃な金額や取り付け時の自由度の高さはダントツである。
このシートであれば、やはりBATESのシートが人気だ。
いかがだったろうか。2016年に再流行しそうなシートを7通り紹介してみたが、お好みのシートは見つかっただろうか?
今年、さらなるカスタムを考えている方の参考になっていただけたら嬉しい。