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バイクを運転中に眠気に襲われた事はないでしょうか?車と違い、バイクを運転するライダーは全身全霊で走行しているのでかなりの集中力を使っていると思います。突然、意識が遠のくように眠くなったりする事もありますよね。
運転中の居眠りは、死亡事故にもなり兼ねない危険な物です。しかし、そうは分かっていても、眠気は襲ってきますよね。
そんな時の為に運転中の眠気対策をしてみませんか?今回は、眠くなってからの対策と、眠くならない為の睡眠について考えていきたいと思います。
レム睡眠とノンレム睡眠とは?
レム睡眠は、脳が活発に動いていて記憶の整理や定着が行われていると言います。レム睡眠時は眼球が動いています。このレム睡眠の時に夢をみたり、金縛りにあったりすると言われています。
一方のノンレム睡眠は、大脳が休息していると考えられています。ノンレム睡眠は眠りの深さにより4段階に分けられています。ノンレム睡眠からレム睡眠の終わりまでが約90分で、この周期を4回から5回ほど繰り返し、朝を迎えます。
安眠方法と起床のタイミングについて
先述した通り睡眠にはメカニズムがあり、睡眠のメカニズムに脳と身体のコンディションを上手く合わせ深い眠りをとる事が安眠のカギとなります。レム睡眠時は、浅い眠りで脳は活発に動いています。身体は休息ができているので、このレム睡眠の時に起床すればスッキリと目覚めれらます。
ぐっすり眠るコツ
布団に入ってからスマホを操作するのは禁物!人間は日光を浴びると覚醒し、夜になり暗くなると眠くなるという睡眠のリズムがあるので、布団の中でスマホを操作し、明るい画面を見続けていると、脳が明るいので昼間だと錯覚して覚醒してしまいます。
睡眠障害を起こす原因となるので、布団の中でのスマホ操作は控えた方がぐっすり眠れます。布団の中は眠る場所と脳に認識させる事も大切です。
また、眠る3時間前には食べ物を口にしないというのも重要なポイントです。食べ物を食べると胃腸が活発に活動するため、ぐっすり眠る事ができません。
興奮作用のあるカフェインは、眠る4時間前までにしておきましょう。寝る前に飲み物を飲みたい時には、ホットミルクやハチミツレモン、生姜湯などがおすすめです。
寝酒は良くない?
昔から、寝酒をするとよく眠れるなんて話がありますが、快適な睡眠をとるためには寝酒は禁物です。アルコールを飲むと眠くなってすぐに眠れるという人も多いかもしれませんが、実はアルコールを摂取して眠ると脳と身体が興奮状態になってしまい、寝入りの睡眠を妨げてしまいます。
晩酌をするなら、寝る3時間前までにするのがおすすめ!
パッチリ目覚めるコツ
パッチリ目覚めるためには睡眠が浅い「レム睡眠」の時に起きるのがコツです。ノンレム睡眠とレム睡眠は、90分周期で繰り返されているので、90分の倍数で目覚めやすい状態になります。
6時間(360分)、7時間半(450分)などと90分の倍数でパッチリ目覚められると言う事になります。
そして、目覚めたらまずはカーテンを開けて朝日を浴びましょう!体内時計をリセットして1日をスタートさせましょう。
運転中にどうしても眠くなったら
ぐっすり眠って、パッチリ目覚めてもバイクを運転中にどうしても眠くなってしまったら。そんな時は、眠いのを我慢して運転を続けるのは危険です。
高速道路ならSAやPAに、一般道ならコンビニや自動販売機がある所にでもとまり、少し休憩しましょう。軽いストレッチなどをすると血行も良くなり、眠気がスッキリ。ブラックコーヒーやコーラなどを飲んでカフェインを摂取したり、ミント系のガムなどを噛むのもおすすめ。アゴを動かす事によって眠気も抑えられます。
とにかく、眠くなったら我慢しないで休憩をする事をおすすめします。眠気を上手にコントロールし、楽しいバイクライフを!