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東京モーターサイクルショー2024のトライアンフブースでは、普通自動二輪免許で乗れる「スピード400」の受注が殺到していることをお伝えしました。
一方で、普通自動二輪免許で乗れる海外メーカーのバイクといえばKTMを見逃してはいけません!今回の東京モーターサイクルショーでも、フルモデルチェンジしたスーパーネイキッド「250 Duke」が人気を集めていました!
「Duke 250」がフルモデルチェンジ!
編集部が注目したのは、海外勢では珍しい軽二輪の「Duke 250」です。日本では2015年の発売開始以来、モデルチェンジを受けつつ安定した人気を誇る、スーパーネイキッドモデルです。2024年モデルでは、エンジン、シャシー、スタイリングなど、全てが一新されました!
LC4cと名付けられた、249ccの軽量かつコンパクトな次世代水冷単気筒エンジンを新搭載。最高出力は23 kW / 9,500rpmで、同じ排気量の水冷単気筒エンジンを搭載した国産モデルよりもハイパワーに仕上がっています。
そして、新設計のスチール製トレリスメインフレーム+アルミダイキャスト製サブフレームを組み合わせた2ピースフレームを新採用。それに組み合わされるのは新設計の軽量なスイングアームです。これらの効果でハンドリング特性が向上し、より優れたコントロール性と安定性を実現しました。
また、シート高が830mmから800mmへと変更され、足つき性も良くなったことからエントリーライダーに優しくなったという点も見逃せません。
2024年に国内販売も開始されており、車両本体価格は68万9,000円(税込)です。
普通自動二輪免許で乗れるモデルのパフォーマンスに自信あり!
ブースをご説明くださったのは、KTMジャパン マーケティングマネージャーの成田裕一郎さん(以下:成田さん)。
「普通自動二輪免許で乗れる海外メーカー製品が増えていますが、当社製品はパフォーマンスと先進性では先んじていると自負しています」
「250 Duke」の兄弟モデルである「390 Duke」も同じように、2024年に向けてモデルチェンジをしています。
新たにパワフルなエンジン、一新されたフレーム、アジャスタブルサスペンションの装備、アグレッシブなルックスを手に入れ、されに5インチTFT液晶ディスプレーを装備するなど、魅力満載に仕上げられていました。
「スーパースポーツモデル「RC 390」は、パフォーマンスに加えて搭載しているテクノロジー=電子制御技術に注目して欲しいです。MTCというトラクションコントロールのほか、コーナリングABSを搭載しているんですよ!
アンチホッピングクラッチの搭載や、オプション設定されたクイックシフター+など、短時間で魅力を説明するのが困難なくらい、先進技術を満載しています」(成田さん)
国内初公開されたニューモデル「Duke 990」
「実は2024年はDukeシリーズのデビュー30周年。そこで投入されたニューモデルが「990 Duke」です。
パフォーマンスに特化したネイキッドマシンとして開発した「990 Duke」は、圧倒的な走行性能や充実した装備だけでなく、スタイリングも過激なまでに新しくなりました!
「890 Duke R」が搭載するLC8cエンジンをさらに進化させた947ccの配列2気筒エンジンは、新ピストン、クランクシャフト、コンロッドを採用。最高出力は123PSを発揮しますが、燃料を含む車輌重量はわずか190kgです!」(成田さん)
車両本体価格は179万9,000円(税込)で、2024年7月に発売予定とのことです。これは楽しみなモデルの登場ではないでしょうか!
東京モーターサイクルショーのKTMブースからは、普通二輪免許で乗れる人気モデルを中心に、Duke生誕30周年の年にリリースされたパフォーマンス特化型スーパーネイキッド「990 Duke」をお届けしました!