この記事の目次
スズキの「Vストローム 650」シリーズの2024年モデルが発売されました!
スズキはクロスオーバーモデル「GSX-S1000GX」の国内販売を開始しており、最近ではアドベンチャースポーツ「Vストローム」シリーズにも注力しています。
早速、2024年モデルの「Vストローム 650」シリーズを見ていきましょう。
初代「Vストローム650」は2011年に登場
Vストローム 650シリーズは、「Vストローム 650XT」と「Vストローム 650」の2車種から成り立っています。
「Vストローム 650」は2003年に初登場し、当初は輸出専用モデルでしたが、街乗りから長距離ツーリングまで幅広く楽しめるスポーツエンデューロツアラーとして位置づけられていました。
一方、「Vストローム 650 XT」は、現行モデルに繋がるもので、世界初公開は2014年10月のインターモトでした。その数日後には国内でも販売がスタートし、当時からスポーツアドベンチャーツアラーとして評価されています。
「Vストローム 650 XT」の特徴は、フロントカウルを前輪の上まで伸ばした冒険的なデザインのフロントマスクと、チューブレスタイヤに対応したワイヤースポークホイールです。
「Vストローム 650」2024年モデルのニューカラー
今回発売された「Vストローム 650」2024年モデルのニューカラーは“パールビガーブルー”を追加し、断続色の“グラススパークルブラック”と合わせて2色展開です。
車両本体価格は95万7,000円(税込)です。
「Vストローム 650 XT」2024年モデルのニューカラー
一方、「Vストローム 650 XT」の2024年モデルの新色は、“ブリリアントホワイト/パールビガーブルー”です。去年までの「ブリリアントホワイト」に濃いブルーが加わり、少々落ち着いた印象になりました。
こちらの“グラススパークルブラック”も新しいのですが、厳密にいえばニューカラーではなく、差し色にオレンジが入ったニューグラフィックです。
定番色の“チャンピオンイエローNo.2”は2024年も2024年も継続されます。
車両本体価格は100万1,000円(税込)で、「Vストローム 650」よりもやや高額ですが、スポークホイールが引き立っています。
スズキの自信作である「Vストローム650」シリーズは、乗りやすさとコストパフォーマンスを考えると、今後もモデルチェンジを受けつつ着実に売れ続けることでしょう。
「Vストローム 650」のスペック
エンジン形式 | 水冷 4ストローク V型2気筒 DOHC |
排気量 | 645cc |
最高出力 | 51kW / 8,800rpm |
最大トルク | 61Nm / 6,300rpm |
車両重量 | 212(215)kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,275×835×1,405(2,275×910×1,405) |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 835mm |
変速機 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 20L |
タイヤサイズ | F:110/80R19 M/C 59V、R:150/70R17 M/C 69V |
カラー | パールビガーブルー、グラススパークルブラック(チャンピオンイエローNo.2、ブリリアントホワイト/パールビガーブルー、グラススパークルブラック) |
価格(税込) | 95万7,000円(100万1,000円) |