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12月も半ばに入り、冷え込みが厳しくなって来た。そろそろバイクに乗るのもツラいと考えているライダーも少なくないだろう。しかし、バイクを長期間しまう際に施さなければならない処置をご存知だろうか? 来春、バイクを快適に目覚めさせるためにも、どのような処置を施すのが正しいのか? あくまでも初心者向けにお話をしていきたいと思う。
くれぐれも中級者、上級者の方はツッコミを入れないようにしていただきたい。
バッテリーやガソリン周りの管理が重要となる
基本的に重要なのはバッテリーやガソリン周りの処置である。バッテリーは放っておけば上がってしまうし、ガソリンは本当に長期間だと腐ってしまう。基本的にはどちらも生ものだと思っていたほうがいい。また、バイク本体にしても、放っておけばサビてしまう。それらを踏まえると、やるべき事が見えてくるハズだ。
1:キャブレター
キャブレターの中にガソリンが残ったまま、長期間放置していると中でガソリンが腐って詰まる恐れがある。ガソリンのコックをオフにし、キャブレター内のガソリンはしっかり抜いておこう。
2:ガソリンタンク
ガソリンタンクの内側は、意外とサビが発生しやすい。対処法としては保管する前にガソリンを満タンにして、しっかりとカバーをかけておくことだ。
3:バッテリー
バッテリー上がりを防ぐには、保管する前にしっかりと端子を外しておくこと! これをきちんとしておけばバッテリーの長持ちに繋がる。ただし、本当に長期間の場合は、再度乗る前に充電しておきたい。
4:バイクカバー
忘れてはいけないのが、バイクをサビやホコリからしっかり守ってくれるバイクカバーだ。たとえ屋内保管であっても、カバーをかけておくの方が良いだろう。
4つの手順はあくまでも最低限の処置だ
上記した項目はあくまでも、来春に気持ちよくバイクを目覚めさせたいという方向けの最低限の処置である。他にもやらなければならない処置は幾つも存在する。また、今回紹介した例はあくまでも一部であり、もちろん個々の車種によって、より良い保管方法は異なる。
兎にも角にも、バイクを長期保管する方向けの注意喚起となれば幸いだ。
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