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アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

この記事の目次

アメリカはインディアナポリスからおよそ110マイル真北にあるKersting’s Cycle Center & Museum。ここは通常のバイクショップと共に、バイクの博物館があるのです。

そこにはなんと!常時100を超えるクラシックバイクが展示されているのです。

名車&珍車がズラリ!

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

外見は超巨大倉庫って感じなんですが、アメリカ的スケールで考えれば普通なのかもしれませんね。

中に入れば日本では見かけないような珍しい車両だらけで圧倒されます。

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

クラシックカーとクラシックバイクの洪水状態。じっくり見ているととても1日や2日では終わりません!

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

こちらは1919年式CLEVELAND製バイク。オハイオ州のクリーブランドにはかつて2輪や4輪のメーカーが軒を連ねていたそう。1907年にはアメリカで20社ほどだったメーカーも、1916年頃には数百社のバイクメーカーが生まれたというのだから、凄い話です。

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

クリーブランドサイクルワークスというと現在リジッドフレームが特徴的な「ヘイスト」や、クラッチレスの「FX110」などを作っているメーカーと同名だが、もしかして同じなのでしょうか?

言われてみればタンクバイクのような細身のフレームに、小排気量エンジンを積んでいるという部分で似ていなくもありません。

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

よく見るとタイヤのパターンがプチプチだ! これも当時のタイヤを再現しているのかどうかは不明。

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

この車両はフルレストアされていて、レストア前の写真も展示されていました。ミッション図解も展示されてはいましたが、サービスマニュアルなどもないだろうし、仮にあったとしても、日本のサービスマニュアルのように事細かくは書かれてはいないだろうし、96年も前の車両のレストアは難解で大変なことでしょう。

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

大量生産されるより前の時代ならではの手作りの感じが良いですよね。しかし、当時はホイールを黄色に塗っていたりもしていたのでしょうか?(たぶん黄色ではないと思いますが…)

クラシックバイクの本などではモノクロの写真しか残っていないので、こういった実車を見られるミュージアムに行けば、当時を知る手がかりにもなるでしょう。

なお、Kersting’s Cycle Centerに併設されている博物館へは、5ドルの寄付で入場できます。インディアナを訪れたモーターサイクル好きは、是非とも見に行くことをオススメします。

アナタの知らない世界のバイク【クリーブランドサイクルワークス編】

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