この記事の目次
3密を回避した移動手段として、昨今バイクや自転車といったパーソナルモビリティに注目が集まっています。置き場所の問題がネックとなるバイク、体力的な問題で躊躇してしまう自転車。移動手段のニューノーマルと言いながらも実際には一長一短です。そんななか、置き場所に困ることもなく、体力的な心配も少ないパーソナルモビリティ、それが電動アシスト自転車です!
そこで今回は、仕事にもプライベートにも使える一挙両得なタウンユースモデル、ヤマハ「PAS CITY-C」を用いて、どこまで日々のストレスから解放されるのかを実験してみました。
集合住宅でも安心のコンパクト設計!
都市部の集合住宅で主流なのが、このような土地効率の高い2段式駐輪場ですよね。
2段式サイクルラックの場合、上段駐輪にはそれなりの腕力が必要となり、通常の自転車に比べて重量のある電動アシスト自転車は敬遠されがちでした。
しかし、このPAS CITY-Cなら車重20.8kgと電動アシスト自転車の中でもかなり軽量なクラスなので、比較的容易に搭載することができます。
エレベーターも余裕で入る!
屋内保管したい方のため、エレベーターへの積載を試みましたが、ご覧の通りコンパクトな車体はいとも簡単に乗りました。
これなら、途中に同乗者が乗ってきたとしても煙たがられる心配もありません。
通勤時はまさにストレスフリー!満員電車から解放される
会社までは約10kmの道のり。普段の通勤は乗車率150%超えの電車へ仕方なく乗っていましたが、PAS CITY-Cによって満員電車のストレスから解放されました。
小径ホイールのコンパクト設計は走行性能と引き換えかと思いきや、非常にラクラク軽快!
脚力に自信のない方が最も懸念する”漕ぎ始め”もスムーズですし、変速ギア付きなので体力に自信がなくても安心して順行することもできます。
何より日々の通勤でストレス解消や運動不足の解消にもなるため、心身共に”ととのう”のも魅力的!
コスパの良さも魅力
ヤマハのサイトに「通学・通勤比較シミュレーション」というコンテンツがあったので、通勤ルートを検索してみたところ、1往復の通勤で4分の時間短縮になるほか、3年間で約7万円も経済的になるという試算結果でした。
比較対象 | PAS CITY-C | 電車 |
---|---|---|
移動時間 | 約39分 | 約41分 |
移動距離 | 9.5km | 10.1km |
合計金額(20日/月使用) | 約14.7万円(3年間) | 約21.6万円(3年間) |
これはもうコスパ最強クラスかもしれませんね!
プライベートでも行動範囲が広がる!
今までは、通勤もプライベートも電車移動だったため、どうしても始点から行き先まで”点から点”への移動だったのが、自転車移動により”線”での移動となり、行き先までの道中にあるお店にも目を向けられるようになりました。
電車移動から自転車移動に変えただけで、休日に立ち寄りたいカフェや、行ってみたい雑貨屋さんなどに気づくようになり、一気に休日の楽しみも増えました。
PAS CITY-Cの用途は通勤だけに限らず、休日の移動にも打ってつけ!
コンパクトSUVにも積める!?
天気の良い休日は、少し離れた河川敷までサイクリングに行くのも楽しみ方のひとつ。しかし、自宅から少々離れているため全行程を自転車で移動するのは体力的に少し不安…。
そんな時も、コンパクトなPAS CITY-Cであれば、ラゲッジスペースがあまり広くないクルマでも積載することができますので安心!
ちなみに、シート高は下げましたが、フロントタイヤを取ったりすることもなく、比較的容易に積載できました。もちろん運転席を前側ギチギチにする必要もありません。
ゆっくり走るのが楽しい
河川敷のサイクリングロードでは、ロードバイクなどが勢いよく走り抜けて行きますが、PAS CITY-Cはゆっくりのんびり走るのが醍醐味なのです。
景色を眺めつつ風を感じながら、モーターのアシストも借りて軽々サイクリング。決して頑張ることなく、自由気ままに散歩感覚で楽しむサイクリング(いわゆる”ポタリング”)には最適の一台と言えます。
バッテリーの取り外しもラクラク
ちなみに、PAS CITY-Cはバッテリーの取り外しも非常にカンタンです。
この辺りは、電動子乗せ自転車に乗るママさんたちの意見も取り入れられた車両開発だけあって、使い勝手の良さ(取り外しの容易さ)は折り紙付きです!
こちらが取り外したバッテリー。1.5Lのペットボトルよりもコンパクトなサイズ感で、重量は3kg弱くらいですので、重いと感じる方は皆無でしょう。
手元のコントローラーでバッテリー残量や現在のアシストモードが確認できるほか、主電源やヘッドライトのON/OFF操作などもできます。
通勤時は、さりげなく右下の時計が役立ちます。
オプションバスケットで買い物もバッチリ
コンパクトかつオシャレなスタイリングが魅力のPAS CITY-Cには、フロントキャリヤが標準装備となっていますので、オプションでバスケットが取り付け可能となっているほか、下側にはレトロなメッキ砲弾型のホワイトLEDランプが付いています。なお、こちらのライトはバッテリーから電源を取っているため、点灯時にペダルが重くなることはありません。
満員電車から解放され、運動不足も解消でき、行動範囲も広がり、コスパも良い。
さらに、コンパクトかつ軽量でありながら、モーターによるアシストで体力的な心配も少ない電動アシスト自転車「PAS CITY-C」は、様々なストレスから解放してくれる、まさにストレスフリーな最強クラスのパーソナルモビリティと言えます。
メリットばかりお伝えしましたが、本当にこれといったデメリットが見当たらないほど。
まさに、自分への先行投資して損のない一台! 生活に彩りをもたらしてくれる乗り物としていかがでしょうか。
PAS CITY-C
全長×全幅 | 全長1,535×580(mm) |
---|---|
サドル高 | 715〜865mm |
タイヤサイズ | 20×1.75HE |
車両重量 | 20.8kg |
適応身長のめやす | 140cm以上 |
一充電走行距離 | 強モード:48km スマートパワーモード:57km オートエコモードプラス:83km |
電動機定格出力 | 240W |
変速方式 | リヤハブ内装3段式 |
電池 | 種類:リチウムイオン電池 電圧/容量:25.5V/12.3Ah |
充電時間 | 約3.5時間 |
カラー | グロススモークイエロー マットブラック(ツヤ消しカラー) マットアンバー2(ツヤ消しカラー) パウダーブルー(ツヤ消しカラー) |
価格 | 税込12万4,300円(本体価格 11万3,000円) |