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USヤマハが、BOLTをベースにしたスクランブラーモデル「SCR950」を北米市場で発売すると発表したので紹介しましょう。
YAMAHA「SCR950」
「BOLT」がベース車両となってはいますが、ビンテージオフロード車(特にXTあたり)を彷彿とさせるようなクラシカルなアレンジが施されており、見事にスクランブラーとして昇華されている様が伺えます。
空冷SOHC4バルブ60度V型二気筒エンジンを搭載
エンジンは「BOLT」と共通の942cc空冷SOHC4バルブ60度V型二気筒を、そのまま採用しています。5速ミッションを搭載し、圧縮比などにも変更はありません。ベルトドライブもそのままになっています。
フレームは一部刷新
フロントタイヤは19インチのまま、リアタイヤはBOLTの16インチから17インチに変更されています(できれば18インチにしてほしい気もしますが…)。また、フレームが一部新刷新されたこともあり、タンクからシートまでのデザインは大きく変更されています。
気分はダートトラッカー
アップハンドルに変更され、軽快な雰囲気を持ったスクランブラーとして仕上げられています。実にオフロードが似合うバイクへと昇華していますね。
メーカー純正のカスタムパーツも多数用意
写真のようにウインドウスクリーンや、アンダーガード、ゼッケンプレートなどメーカー純正のカスタムパーツも多数用意されているようです。
北米では7月から販売開始
北米では7月から発売が開始されるとのことです。販売価格は8,699ドル、日本円にして約88万円となっています。日本での販売は、現時点では発表されていませんが、ヤマハコミュニケーションプラザに展示もされていますし、国内販売される可能性は高いでしょう。
実に魅力的なプロモーション動画もございますので、あわせてお楽しみ下さい。
いかがだったでしょうか。現在、世界的に広がりを見せつつあるスクランブラーモデルの「SCR950」。実にクールな雰囲気を持った魅力的なモデルです。もしも国内販売されるとなれば、スクランブラーブームに一石を投じる車両になること間違いなしですね。
それでは最後に画像ギャラリーもお楽しみ下さい。