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バイカーであれば誰もが一度は考えるであろう「せっかくならSNSにアップしてみんなに見てもらいたい」という欲望。
都内でも非常に多くの”映えスポット”が紹介されていますが、バイクと一緒に撮影できるスポットは意外と多くありません。また、バイクの”映えスポット”を検索してみると大半が大自然をバックとした絶景スポットで、ちょっとワルなコンクリートジャングル的テイストの写真を撮りたいと考えている方への情報は少なく感じました。
そこで今回は、美しいスタイリングに定評のあるヤマハ「XSR700」にまたがり、渋谷周辺にあるグラフィティを中心に”バイク映えスポット”を調査しました。メカメカしいエンジンと流線形のエクステリアが共存するネオレトロ・ミドルスポーツモデルのXSR700はどこまで映える(ばえる)のか!?
渋谷・鉢山町にある超有名グラフィティアート
最初にご紹介するのは、南平台から鉢山町交番前交差点を過ぎ、中目黒方面に進む途中に突如として出現するグラフィティアート。こちらはアパレルブランド「シェアースピリット」の壁です。独創的な手法で描かれた女性2人の顔がなんともアーティスティック。
緩やかな曲線で描かれたアートとXSR700の機械美がとてもマッチしています。どうやらこの壁を目当てに来訪する海外旅行者もいるのだとか。
原宿・BEAMS脇にあるウォールアート
原宿BEAMSの脇にあるこの壁は、VANSとのコラボレーションで話題となったウォールアートです。なお、民族アートmeetsキュビズムのようなクセ強めのアートは、サンフランシスコを中心に活動するアーティスト、ジオ・ゼッグラーさんによって描かれたもの。
XSR700の差し色となっている赤色がよく映えます。モノクロのアートですので、ビビッドなカラーリングのバイクだとマッチするのではないでしょうか。
渋谷・道玄坂上にある店舗シャッターのタギング
道玄坂上にある中古オフィス家具屋のシャッターに描かれたグラフィティアート……というよりカオス気味なタギング。複数人の手によってタギングされたシャッターからは、アンダーグラウンドな雰囲気をビシバシ感じます。ストリート系のバイクと相性が良さそう。
渋谷・宇田川町マンハッタンレコード横にあるグラフィティアート
宇田川町にある日本のヒップホップシーンを常に牽引してきた伝説のレコードショップ、マンハッタンレコード店舗の横に描かれたグラフィティアート。TABOO1さんとKAZZROCKさんによる共作で、今回はKAZZROCKさんのグラフィティ前で撮影。右側に見切れているのはTABOO1さんの作品です。
カラフルな壁なので、単色カラーであることが多いバイクとの相性は抜群です。
デウス原宿だった建物のウォールアート
最後に紹介するのは、みんな大好きデウス・エクス・マキナ……があった店舗の壁です。デウスは原宿から浅草に移転してしまいましたが、今でも元デウス店舗の壁にはバイクのウォールアートが残っています。バイクのアートだけあって映えますね。ネオクラ系は特にハマるのではないでしょうか。
ネオレトロなデザインが魅力のXSR700
今回、渋谷周辺の映えスポット巡りで跨ったのは、完成度の高い芸術的なスタイリングとバイク本来の走る楽しみが体感できるヤマハのネオレトロスポーツモデル「XSR700」。
往年のレーサーマシンを彷彿させるオーセンティックなカラーリングの外装と、MT-07ベースの素直なエンジンフィールが魅力の一台です。
エンジンはヤマハのスポーツモデル「MT-07」と共通となっており、“デザインのヤマハ”たる機械美/機能美を感じさせます。
エキパイの取り回しもキレイな流線形を描いており、乗るたびに見惚れてしまうほど。
少し跳ね上がった形状のコンパクトなシートは、タンデム可能なギリギリのサイズ。なお、シートの太ももが当たる部分が削られているおかげで、足付き性も良好です。また、688ccのミドルクラスでありながら車両重量はたったの186kgとなっており、足付き性の良さと相まって非常に安心して取り回すことができます。
XSR700のデザインは、灯火類やヒートガードなど、随所に丸みを帯びたデザインが散りばめられており、ネオレトロかつレーシーなイメージとなっています。
プロダクトデザインとして、バイク単体で見た時の美しさも重要ですが、XSR700はそれだけではなく“ライダーが乗っても美しい”のです。まさに「人機一体」とはこのことで、ヤマハデザイナーさんの優れたバランス感覚には脱帽ものです。
優れた走行性能と、唯一無二の良質なデザインのXSR700は、メーカー希望小売価格91万6,300円(税込)。
この記事を見て気になった方はヤマハディーラーへ足を運び、是非ご自身の目で実車をご覧ください。おそらく強烈な所有欲に駆られることでしょう!
XSR700
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
排気量:688cc
サイズ:全長2,075mm / 全幅820mm / 全高1,130mm
シート高:835mm
車両重量:186kg(SR400=175kgと体感で変わらない程度に軽いです)
燃料タンク容量:13L(レギュラーガソリン)
燃費:カタログ上は2名乗車時38.4km/L(60km/h)
税込91万6,300円(本体価格 83万3,000円)
#ヤマハバイクのある風景フォトコンテスト
今回、バイクの”映えスポット”をご紹介したので、ついでに関連するフォトコンテストもご紹介します。
現在ヤマハでは「 #ヤマハバイクのある風景フォトコンテスト」と題して、ヤマハバイクのある風景をはじめ、バイクが似合う風景写真など、皆様のお気に入りの写真を募集しています。
プロアマ問わず一般募集し、入選した方には様々な賞品が進呈されるようですので、”バイク映えスポット”で思い出写真を撮りつつ、ついでにフォトコンテストへも応募されてみてはいかがでしょうか。
応募期間:2021年11月1日(月)~2021年12月28日(火)
応募対象:どなたでも応募可能(ヤマハバイクのある風景部門及び将来のライダー部門の車両はヤマハ車限定)
詳細は以下のリンクよりご確認ください。