EICMA2023(ミラノショー)で、カワサキが「Ninja 500」「Z 500」と同時に世界初公開した「Z7 Hybrid」が、2024年6月15日(土)に日本で発売されることが発表されましたので、詳細をご紹介します。

ストロングハイブリッドモデル「Z7 Hybrid」&「Ninja 7 Hybrid」

世界初のストロングハイブリッドモーターサイクルとして、発売が開始される「Z7 Hybrid」と「Ninja 7 Hybrid」がこちらです。

カワサキ独自のストロングハイブリッドパワーユニットをはじめ、シーンに応じて選択できる3つの走行モードやE-BOOST機能、ウォークモード(リバース機能付)にマニュアル操作も可能な6速オートマチック・トランスミッションなど、さまざまな機能を搭載しています。

Z7 Hybridは、Zシリーズのマッシブな“SUGOMI”デザインを受け継ぎ、アグレッシブさとハイブリッドモーターサイクルのクリーンなイメージを融合させた、近未来感漂うフォルムが魅力を放ちます。

一方、Ninja 7 Hybridは、Ninjaシリーズならではのスポーティーなフォルムを引き継ぎ、ハイブリッドモデルと融合した近未来なスタイリングに仕上げられています。

冷却機能を有した造形の美しいアンダーカウルのダクトや、半透明のユニークな右サイドカバー、モーターカバーにあしらわれたHybridロゴが、HEVの要素として加えられています。

共通のディテール

水冷4ストローク並列2気筒の内燃機関エンジンと、交流同期モーターを組み合わせたハイブリッドエンジンは、次世代のパワーフィーリングを実現します。また、大容量バッテリーを搭載しているので、電気モーターだけの走行も可能です。

カワサキスポーツモデルらしいハンドリングすべく、剛性が高く、軽量なトレリスフレームを採用。

エンジンをはじめモーター、バッテリー、スターターゼネレータなど、フレーム内にコンパクトに格納されています。

視認性に優れた4.3インチのフルデジタルTFTカラーインストゥルメントは、スマートフォンにと接続することができます。

エンジンとモーターの性能をフルで発揮するパワフルな「SPORT-HYBRID」、必要に応じてエンジンが協調するオートマチック走行が可能な「ECO-HYBRID」、市街地走行や取り回しなどで活用できる静かでクリーンな低速用の「EV」、これら3つの走行モードが用意されており、走行シーンに応じて切り替えることが可能です。

「SPORT-HYBRID」モードに限り、瞬間的に加速が必要な際、5秒間使用できる「e-boost」を搭載しているので、600ccクラスながらも1,000ccクラスのスタートダッシュを可能にします。

気になる燃費は、カワサキ「Z250」に匹敵する優れた低燃費を実現。そして、駐輪場での取り回しに便利なウォークモード(後進機能付き)も装備するなど、様々なテクノロジーが結集され、ライダーをアシストしてくれます。

クラッチレバーレスの電子制御6速オートマチックトランスミッションにより、左手元のシフトセレクタによるマニュアル操作(※EVモードを除く)も可能です。

2024年6月15日(土)に発売予定！

これまでのバイクのの概念を覆す、次世代の機能を搭載した「Z7 Hybrid」&「Ninja 7 Hybrid」は、2024年6月15日(土)に発売予定です。気になる方は、カワサキモータースジャパンの公式サイト、またはお近くのカワサキプラザにお問い合わせください。

「Z7 Hybrid」のスペック

「Ninja 7 Hybrid」のスペック